2011.6月１日 太陽が暈（かさ）をつくりました

久しぶりに、札幌の街に出る用事がありました。

ビルの谷間の街路樹は、若々しい緑が木陰を作って、歩道に薄い陰を落としています。
風が、まだ太陽を透かしてしまうほどの若葉と、私のスカートを一緒に揺らして逃げて行きました。

うわあ、木の葉と一緒に風にもて遊ばれちゃったわ。顔にまとわりつく髪を指でたくし上げるなんちゅう心地よさよ。
北海道はコカコーラやガラナが似合うスカっと爽やかな初夏が始まりました。

でも待てよ、女性に紫外線は禁物だべさ。
それでなくてもシミが多いのに、これ以上増えたらどうすんの。
ビルの陰に隠れなくっちゃ。それとなく太陽を見上げました。
ン？あれは何？

時間はちょうどお昼を過ぎた頃です。
太陽の回りに、虹のようなリングができていました。うわあ、きれいだこと・・・
そうだカメラ。
先日、旦那さんに買ってもらったコンパクトカメラがありましたよ。

この現象は『暈（かさ）』というそうです。
『太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことである。太陽の周りに現れたものは日暈（ひがさ、にちうん）、月の周りに現れたものは月暈（つきがさ、げつうん）という。虹のようにも見えることから白虹（はっこう、しろにじ）ともいう。（ウィキペディアによる）』
ほう、そうなのか。
『暈は雲を形成する氷晶がプリズムとしてはたらき、太陽や月からの光が氷晶の中を通り抜ける際に屈折されることで発生する。』
ん・・・・・・ま、とにかく、そういうことなのだそうです。

大きな輪っこは大きくまぶしくて、見上げてパチパチ写しても、なかなか全部が入りません。
紫外線は浴びたくないから、早いこと写しちゃお。
パチ！あら、上が切れてるわ。
パチ！あら今度は横がダメだわね。
うぉ〜紫外線・・・・せっかくだもの、ま〜るく撮りたい。
パチ！入りました！うまく写っているといいけどね。
このまま帰るのはもったいないので、ちょっと植物園にも寄ってみることにしました。

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