北海道・札幌発・だべさ通信5

婆ちゃん住まいの片付けで思ったこと

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婆ちゃんが亡くなって1年と3ヶ月。
2世帯の婆ちゃんの住まいは、来客などの事もあって今までそのままにしていましたが、ここらできれいに整理する事にしました。

 

 

ベッドは比較的新しいものだったのでリサイクル屋さんに引き取ってもらう事ができました(800円)。
シーツや毛布他の布切れや小さな家電などはリサイクルBOXに。

 

 

タンスなどの古い家具、カーペットなどは札幌市の大型ゴミに頼みました。
まず市に電話をして、指定された金額分のシールをコンビニで買い、それを粗大ゴミに貼って家の前に出しておくと、収集車が取りにきてくれるシステムです。
タンスや戸棚、ソファなどは1300円・900円・・・
4.5帖ほどのカーペットは500円・・・・

 

 

布団は15組以上もありました。毛布や丹前、タオルケット、枕などなど、冠婚葬祭を自宅で行なう時代に本家の長男の嫁としてやってきた婆ちゃんだったので、3つある押し入れの中はほぼ布団でぎっしり。布団は3枚ごとに縛って札幌市の大型ゴミにだしました。
布団は3枚まで(掛け布団、敷き布団で200円)です。
座布団は20枚以上。

 

 

札幌市の『燃やせるゴミ』と『燃やせないゴミ(鍋、釜、容器、食器など)』の袋は有料(20L用10枚入り ・45L 5枚入り 各400円)は大小の袋を合わせると50枚以上使っていると思うけれど、生活用品の細々したものもあり、足りずに買い足しています。
お鍋や容器類、引き出物などで頂いたものなども多くて、長い月日のうちに増えはしても捨てられないんですよね。
かさばるので、試行錯誤しながら詰めていきましたが、食器は重たいので、小さめの袋に小分けです。
あとは冷蔵庫、洗濯機、婆ちゃんの秘密基地(物置)などが残すところとなりました。

 

 

 

一見すると、さほどとは思わなかった婆ちゃんの住まいだけど、いざ片付けるとなると、これほどの荷物がある事に驚かされました。
と同時に、これは自分の事でもあるのだという事を痛感しました。

 

 

例えば私の場合、痩せればらくらく着られるさーと思っている時代遅れの洋服。
お祝いのお返しなどに頂いたり、気まぐれで買ったりしたのに食器棚の肥やしになっている食器。
子ども達が集まったらときに使うかもと、棚にしまいこんだ大きなお鍋やお寿司の桶や大皿が何枚も。
でも結局、使っているのはほんの数枚だけだもんね。

 

 

もっと歳をとって高い所に手が届かなくなったり、力がなくなって持てなくなったらきっと、そこにあるものは忘れちゃうと思う。
子ども達に大変な思いをさせて捨てさせるくらいなら、今のうちになげよ。(捨てよ)
婆ちゃんの住まいの片付けと一緒に、我が家の片付けも始めちゃったのでした。

 

 


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2 Comments

  1. もみじ

    母は存命中ですが、実家の片付けをしているのでよくわかりますよ。
    一気にできないので少しずつ。
    そしてものすごく大変。
    ありえないものがありえない場所から出てくる不思議。
    捨てる量が量なので兄弟が車で焼却場に持ち込んだりもしています。
    気力があるうちに自分のもやらなきゃな、と思います。

    別館の小鳥ちゃん、ムシクイかヤブサメあたりかな~と思います。
    何年か前に梅園でみかけて調べたことがあります。

    Reply
  2. ぽぷら (Post author)

    もみじさんへ

    まったく もみじさんのおっしゃる通りです。
    長い年月のあいだに増えていったものって、こんなに沢山になるのかと思いました。
    そして気がついた事は、自分の体力のなさです。
    もったいない・・・とか言ってる場合じゃないんだと思いました。

    小鳥の名前、教えて頂いてありがとうございます。
    もみじさん、博士みたいによく知ってる。私、自分でも調べているように思えても、時間ばかりが過ぎて結局わからずじまいです。
    ムシクイかヤブサメ、ん、そうですねきっと。 ムシクイのほうかな・・・・なんて思いました。
    いつもありがとうございます。

    Reply

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