北海道・札幌発・だべさ通信5

死んだあとの始末も考えてものを買う

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サイドボードを捨てる事にしました。
私が嫁に来たときにはすでにドデーンとあったもので、よい品物と聞いてはいますが、傾いたガラス戸は開け閉めにひっかかり、下の戸は割れてガムテープで修復してあります。
20年前に今の家に越してきたときには、入り口から入れる事ができない大きさだったもので、窓を外し、高所作業車を使って入れました。

 

 

さあ、これをどうやって下に降ろすのか?
重さだってハンパじゃない。
私の力なんぞじゃビクともしません。
旦那さんが、棚板を外してから、大きな3枚のガラス戸を外しました。
試しに外したガラス戸を持ち上げてみたけど、たった1枚の扉を持つのも、か弱い私じゃなかなかしんどい。

 

 

とにかく、棚板、引き出し、ガラス扉を外し、サイドボードにロープをかけて、息子とベランダから降ろす作戦にしました。 ほれよいしょ・・・と、号令係の私。
ところがです。
ボードは半分だけ外に出したところで、つっかかってしまいました。

 

 

 

こ、こうか・・・・
ダメダメひっかかってる! こうやって回転してみたら・・・・
ムリムリ・・
ベランダの戸を片方だけ開けただけでは、外の手すりが邪魔をしてサイドボードは出す事ができませんでした。

 

 

は〜・・・・ 仕方ない、窓を外すか・・・・旦那さんはちょっと疲れてきたみたい。
私は、ウロウロしながら かけ声かけているだけなのに疲れてきた。
窓をガタガタと外し、網戸を四苦八苦しながらやっと外す。

 

 

「よし持て」 次男と持ち上げ、窓からボードをズズズーっと押し出す。
あれれ、ロープは・・・・・
旦那さんは、3階の窓からそのまま地面に向かって「フン!」と押し出しました。

 

 

ああ〜〜〜・・・・

 

バン!

 

 

木製のサイドボードの枠は、あっという間にバラッバラ。
ああ・・・
私よりも長く我が家にいた先輩に、むちゃな仕打ちをしてしまったよな気がする。

 

 

親が持たせてくれた私の花嫁タンスは、私がいなくなったならリサイクルで使ってもらえるかな?
いやいや、今はおしゃれで軽くて、ささっと組み立てができる家具が普通だもね、きっと粗大ゴミになる運命でしょう。
処分する子ども達も、きっと大変だろうな。
もうこれからは、処分する事も考えて物を買うことにしようと思う。

 

 

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