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今日の札幌の時計台。
すっぽりとビルに囲まれているので、その肩身の狭さに初めて訪れた人がビックリするのもムリないよね。
でも、雑音を通して時を知らせる鐘の音は、いつ聞いてもほっとするものです。
本当の名前は「旧札幌農学校演武場」、今で言う体育館みたいなものだそうです。
そんな時計台の時計塔。
小さな建物のわりには、ちょっと時計塔が大きくて、アンバランスだと思いませんか?
実は、時計台(演武場)ができた当初、現在の時計塔の部分には鐘楼が付けられていたそうです。
授業が始まる合図なんかに、カランカランと鳴らします。
でもその3年後、ここに時計をはめようという事になって、ニューヨークにある時計会社に注文しました。
したっけさ、届いた時計が予想以上に大きくて、みんなたまげちゃったんだと。
どうするべ!仕方ないから鐘楼は取り壊して、でっかい時計塔を作るしかないべさ!という事になったそうです。
そんな歴史のエピソードを知ってからマジマジと時計塔を見てみると、確かに建物のわりには時計塔は大きいかもね。
今でも変わっていないと思うけど、下の写真は以前、時計台に入ったときのものです。
不思議だったのは窓ガラス。
向かいのビルの窓がゆがんで見えるのは、今も残されている当時のガラスだからだそうです。
時計台は、観光の三大ガッカリの1つだそうだけど、移転という危機を乗り越えて今でもこの場所にあるのは、札幌市民から愛されているからなんですよ。
昔、北海道の開拓に来た人たちは、原始の森を切り開きました。
でも、切っても切っても見えるのは大きくそびえ立つ原始の森ばかり。
他に見えるものと言えば、空に輝く星だけです。
いつしか人々は、いつも変わらぬそこに輝く北極星を、自分たちの夢の象徴にするようになりました。
星は開拓史の希望なのです。
だから、時計台にもちゃんと星が付いています。
ちなみに、サッポロビールのあの星も同じ、開拓史の北極星です。
時計台や開拓時代のお話しに感動しました。
移転せずに、ずっとこの場所で
鐘を鳴らしてほしいですね。
ご無沙汰しております。へろへろでございます。消費税導入の煩雑作業もようやく落ち着きました。 札幌に行って時計台のあの鐘の音を聞きたいなぁ。
札幌に住んでいる頃よりも、時計台に対する思い入れが強くなったような
気がします。どうしてでしょうねえ・・・
時計台。いい時を鳴らしていますね。ところで、一度見たらもいいいやの三代建物の一つに入っていまいす。一つは、高知のハリマヤ橋。もう一つは?。(高知の人ごめん)ちなみに、世界三大もういいやは、シドニーの「オペラハウス」、シンガーポールの「マーライオン」、コペンハーゲンの「人魚姫」との事です。悪爺ぃやはオペラハウスと、マーライオンは見ました。
ナナさんへ
こんにちは。
私もね、この場所にずっといて欲しいと思います。
観光を考えれば、広くてそれらしい雰囲気の所がいいのかもしれないけれど、ずっと、札幌市民のものであったほしいなあと思います。
へろへろさんへ
こんにちは。
大変忙しかったご様子。
テレビなど見ていますと、消費税が変わる度に、すんごく大変な作業があるようですね。お疲れさまでした。
疲れが取れるまで休養されて下さいね。
くにまる さんへ
こんにちは。
時計台は、今住んでいる札幌市民ばかりではなく、それ以上に、離れて暮らす方々への、心の故郷なんですね。
時計台の鐘の音を思い出してみると、札幌に住んでいる私でさえ、やすらぎを感じます。
そちらは、とても暖かくなっているようですね。
季節の変わり目、お体、ご自愛下さい。
チョイ悪爺ぃやさんへ
オペラハウスと、マーライオン!!
す、すごい!本物を見たんですか!さっすが・・・・
残すは人魚姫ですね。
近場にいるじゃないですか。
いつでもどうぞ、いらして下さい。
ほっかむりしてますけど。
人魚姫は「壇蜜姫」がいいなー。さて、時計台の入り口に立って向かえのビルを見て下さい。
松本清張の「点と線」の小説の中に出てくる「丸惣旅館」の跡地です。昭和30年代は木造の建物で、その後「マルソウホテル」として、そして今のビルへと変わりました。有名な小説の舞台として、犯人が泊まったと書かれています。こう見ると「時計台」も違った目で見えませんか。(チョイ悪爺ぃやだけかなー)
チョイ悪爺ぃやさんへ
さすがチョイ悪爺ぃやさん!
私は、本や映画は見た事はないんですけど、少しだけ聞いた事があります。
駅構内で、列車の向こうが見渡せる少しの時間を見つけ出す事が鍵になる物語だそうですね。