北海道・札幌発・だべさ通信5

根開けは 雪の林の春だべさ

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昨日は穏やかな天気だったもので、長靴を履いて林に入ってみる事にしました。
道じゃないけど、大丈夫。
誰かが作ってくれてたもんね。

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日も長くなったので、夕方の林には、みんなで滑ったスキーのあとのように、流れの影ができています。
じっとみていると、その流れは時々くゆっくり揺れました。
ミシミシ・・・・・ミシミシ・・・・・
風が吹くたび、木が音を出して揺れています。
春が嬉しいダンスかもね。

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木の根っこには、丸く溶けた雪のくぼみ『根開け』もできています。
そこだけ早く雪が溶けるのは、きっと、木が生きているから、ちょっとだけ暖かいのだろうと子供の頃は思っていました。
でもそうじゃないんだって。
よく考えてみると、雪の中に立ってる看板の足だって、電信柱だって、みんな、根元の雪が丸く溶けているんです。

 

 

太陽に暖められた木がその熱を放射したり、反射したり、春の雨が幹をつたって落ちてみたり、くぼみに暖かい風が入り込んだりして、根元の部分だけが早く溶けるんだそうです。
『根開け』は、春の風物詩。
雪国に住む人は、これを見ると、長かった冬の終わりを実感するのです。
でも私は、木たちが頑張って雪解けを早めているのだと思っています。

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誰かの足跡をたどって歩いたのはいいけれど、結局ズボズボ埋まっちゃう。
ザラメの雪が長靴に入ってしゃっこいしゃっこい(冷たい冷たい)。
おかしいな、この足跡の人より、絶対に私の方が体重軽いはずだべさ。

 

 

ポチっと宜しくお願いします。

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2 Comments

  1. すみれ

    私も 木の暖かさだと思っていました
    足跡の大きさで 子供とお母さんかなぁとか
    犬と飼い主かなぁ などわかる時がありますね
    ここ最近 ゴミだしなど行くと 下水の勢いよく流れる音がしてきます これも春の音かなぁと思ったりしました
    雪国の人って春の季節は特に じっと待った冬のせぇで感性が研ぎ澄まされる気がしませんか

    Reply
  2. ぽぷら

    すみれさんへ
    確かに、雪解けで水の流れが多くなりますね。
    季節を感じるというのはこういう事なんですよね。
    四季のある国に住んでいて、幸せを感じる瞬間です。

    Reply

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