夕方の4時ころ、手稲駅を通ったら、カッコいい列車が止まってる。
特急 スーパーとかち。札幌 = 帯広を結ぶ列車です。
手稲の車輛基地をでて、これから札幌駅へ向かうようです。
あとから時刻表を見たら、この列車は18:32分に札幌駅発、帯広21:21分着のスーパーとかち7号ではないな?と思いました。
8年くらいまえに、初めてスーパーおおぞら(札幌 = 帯広 =釧路)という特急列車に乗ることになったときは興奮しました。しかもそれが、振子特急というものだと知ってさらに興奮!
なんかしらないけど、すごいねすごいね、でも振子特急ってなに??
振り子特急とは・・・
車やオートバイ、自転車なんかもそうだけど、カーブになると遠心力で体が傾きますよね。
スピードが早いほど、オートバイなんか地面スレスレまで傾いちゃう。
つまり、車輛を傾けて走行すれば、早さを落とさずに曲がることができるわけです。
急カーブにさしかかる == 振子の原理で車輛が傾く==スピードを落とさなくてもいい == ということは、早く目的地に行ける== 特急!!
そうなのかっ!!
それで、実際に乗ってみると、
お!・・おお〜〜〜〜〜〜
あ!・・・おお〜〜〜〜〜〜
カーブになると自分の体がナナメになるのがわかりました。
ブランコに乗って振られているような感覚です。カッコいい・・
どころが一緒に乗っていた婆ちゃんが、ひどく酔っちゃって・・・
途中で「降りる〜〜」と何度も言っていた婆ちゃんを思い出します。
婆ちゃんは列車を降りてからも大変でした。
どうも、当時の振子特急はその独特の揺れに酔う人が続出したそうです。
ウィキペディアによると、この車輛キハ261系気動車は、『2014年(平成26年)8月30日ダイヤ改正をもって本系列の車体傾斜装置の使用は取りやめられ2015年度以降の本系列の増備分については車体傾斜装置を搭載しない』とありました。
現在は、早さよりも乗り心地の良さが大切にされる時代になったということでしょうか。
ところで、先頭車輛にもドアが付いていますよね。
これは、実際に起きた事故の教訓から、非常口として付けられるようになったそうです。
使われない扉であってほしいですね。
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函館-札幌間を走行していた振子特急のスーパー北斗に何度か乗りましたが
私も初めて乗った時は酔いました(^▽^;)
3月のダイヤ改正で旭川-網走間の特急大雪に乗っていますが
古い車両なのでなかなか楽しいです。
直後はフットレスト付の懐かしい室内でしたが
その後、前後の座席間を開けたのでゆったり。
もれなく壁にはコンセントもついてます。
先頭車両の前方、後ろの車両では後方の景色もみられます。
時々「鉄ちゃん」が熱心に写真を撮っています。
もみじさんへ
景色を見ながらの旅、いいですよね〜。
特急大雪の壁にはコンセントがあるなんて、便利!!
私は列車で旅をする事は少ないのですが、普段と違う列車に乗るとワクワクします。
特急大雪にも、乗ってみたいです。