北海道・札幌発・だべさ通信5

積丹の海は ニシンと乙女の呪い

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積丹(しゃこたん)ブルーが広がる海は、かつては”女人禁制”の海でした。
それは、源の義経の伝説から始まります。

 

 

”難を逃れて北海道に渡ってきた義経に、アイヌの酋長の娘が、恋をしてしまいました。
娘は、北へ向う義経のあとを追って積丹までやってきました。
ところが、義経はすでに、船で北へ向かったあと。
娘はあまりの悲しさに、この神威岬から身を投げてしまったのです。

 

 

それからというもの、積丹の海を和人の女性を乗せた船が通ると、なぜか、船は沈んでしまうのでありました。
こうして、積丹の海は、”女人禁制”になったのでございます”

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スクープ!『”女人禁制”の真実』アイヌの娘の”呪い説”はぬれぎぬだった!
はたしてその真実は、ニシンの漁場をめぐる、商人や幕府の陰謀だったのだ。

 

 

『風の噂によると、当時、北海道の日本海側では、ニシンがわんさか捕れたので、やん衆達(働き手の男たち)がどんどん北海道に押し寄せて来たのであった。
しかも、ニシンは日本海側の北方面にまでわたって捕れる。
当時の北海道の北は、まだまだ未開発で目が行き届いていなかった。
幕府は、”もしそこに、家族でやってきて住み着く者が多くなれば、ますます統治が難しくなってしまう”と考え、
”したらよ、アイヌの娘の呪いって事にして女人禁制”にしておけばいいべや』
というのが真実という噂が浮上したのであった。
ただし、遊郭はあったそうですよ。なんだべね〜
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2 Comments

  1. 松謡堂文庫

    行って見たい景色がたくさんあります 北海道 何処もみな素敵な景色ですね 

    Reply
  2. ぽぷら

    松謡堂文庫  さんへ
    はじめまして。コメントありがとうございます。
    景色を見るなら、北海道はず~っと楽しめます。
    ぜひ、北海道に足を運んで下さい。

    Reply

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