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引き潮で現れた広い浅瀬は、太陽に照らされて所々が体温より暖かい。
そんな所をズブズブ歩くだけでも楽しいのに、探して見つけて収穫も出来るなんて、さらに楽しい潮干狩り。
砂の下をちょっとホジホジしてみると、それらしきものがコツンとあたりました。
おお!カメラを持つ手は濡らすまいと、足の親指と人差し指に全神経を集中し、こーやったりあーやったりしながら、短い足の指で、やっとつまみ上げました。どうだ?と見てみると・・・
石コロが”残念でしたあー”って現れました。ありゃ。
すると、少し後ろにいた坊やが「おとうしゃーん!とったあ~!」って、アサリを掴んだ小さな手を太陽にかざしました。
もう、写真を撮っている場合なんかじゃないわ。カメラをバッグに押し込んだら背中に回し、水面とにらめっこしながら、はっちゃきでとるべさ!
能取湖は、以前は真水も入り交じっていた汽水湖(きすいこ)でしたが、今は護岸工事が行われて海水になっているそうです。
秋にはサンゴ草(アッケシ草)が湿地帯を赤く染める事でも有名です。
あら、景子ったらもうあんな所まで行ってる。
みかんのアミアミをギュっと握った大きなげんこつが頼もしいんでないかい。
そう言えばなんだか腕がかゆいな。ハ!日焼け・・アサリとるの止めようかな・・いえいえまだまだ はっちゃきだべさ。
◆場所:二見ケ岡の能取漁港北端から湖口まで東岸の約5Km
◆予約・料金:不要
能取岬にある駐車場の管理人さんはキタキツネでした。
なんだか楽しそうですね!どんなアサリなのか先が楽しみです。無料というのも良いですね、こちらではほとんど入場料が必要です。管理人のキタキツネもヒマそうなのも良いですね。
ふくろうさんへ
札幌から離れると、連休というのに、都会のような混雑はなく、こんなに広々をしている所で楽しめるなんて、北海道の広さを改めて感じました。
ほんの1時間ほどでしたが、おつゆのみにできるくらいの収穫でした。