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“それでは皆さん初めまあ〜す!”
『よろしくお願いしまあ〜す!』
藍染めの体験教室が始まりました。
”ハンカチの中にクルミを包んで輪ゴムで縛ったり、布を割り箸で挟んだりしてやると、液に浸けた時に、浸透する部分とそうでない部分ができて、味のある模様ができるんですよ”
わかってますって、小学生の時に木綿糸でぐるぐる縛ってハンカチを染めた事があったもん。
町子さんはクルミを包んで輪ゴムでぐるぐる巻きにする方法で作り始めまた。それをいくつも作ったので、ハンカチはぶどうの房のようです。
「うわあ、町子さんすっご〜い」「ほんと?でも私不器用なのよ」
”上手に出来ていますよ〜”
先生にも褒められて、町子さんはフフっと嬉しそう。
私は、割り箸とアイスのヘラを挟んでも模様を作る事にしました。
奇麗な模様を出すのには、キチンと折って、しっかり止めるのがコツのようです。
「先生、これでいいですか」
「あらら、ハンカチをもっときっちり均等に折らなくっちゃ」
こうかな〜、こーやってあーやって・・・・
「まだ曲ってますよ」
え!あ、そっか、もう一度やり直し。
こういう時ってさ、おおざっぱな性格でちゃうよね。皆さんが次々と次の行程に進んで行くなか、私は最後まで何度も折り返し、テーブルには、町子さんと私だけになっちゃったしょや。だんだん額に汗がにじみ出たわ。口はとんがっていたかもしれない。
「せ、先生、これでどうでしょう!」
”う〜ん、ちょっと直しましょうね”ま、また・・・・
先生は再びハンカチの折り目をちょびっと正して下さいました。
”これでいいですよ〜”
やった・・・さっそく皆さんに追いついて藍染め開始です。
”3分間、液の中につけ込んでくださいね、ではスタートポチ!”
たった3分で染まっちゃうのね、四苦八苦したわりには意外と簡単だわ。
”はい3分たちました、では奇麗にゆすいでほどいてみましょう”
どんな模様ができたかドキドキワクワク。割り箸とアイスのヘラを外します。
あら、町子さん大変そう、口がとんがっているっしょ。
「町子さん、大丈夫?」
「私、調子にのっていっぱい縛ったもんだから、ほどくの大変〜〜(汗汗)」
今度は私が早いもね。ほれ、もうほどけちゃったわ。
「ぽぷらさんの見せてよ」
まずいな、先生が手直ししてくれたとはいえ、最初の意気込みとは裏腹ぶきっちょ。
ここまでひどいとは自分ながら情けない。
え〜い、
「こんなんできました〜」パラリ〜
・・・・・・・・・・・ や、やった・・・・
ま、まあ、こんなもんですよ〜。ほほほ
でも、町子さんはさすが奇麗ですね。みんなで褒めやっこ。
楽しんだあとは、ちゃんと使えるものになるというのが、主婦に嬉しい体験教室です。
私も小学校の家庭科の時間にやりました♪懐かしいなぁ(*^_^*)
なかなか苦戦しただけあってステキな作品になりましたね!
使うたびに思い出が蘇る品・・・愛着が湧きますよね♪
手稲っ娘 さんへ
手稲っ娘 さんも、やったんですね!
白い木綿糸でグルグル何回も縛りました。
私も懐かしかったですよ~。
すこしか上達したかと思いましたが、今も不器用なのが、よ~くわかりました。