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羽幌町には、鳥の楽園の島がある
羽幌町が近づくと大きな鳥がお出迎え。
ペンギン!! にも見えなくもないけれど、この鳥は オロロン鳥です。
どうしてそのような名前なのかというと、おろろーん と鳴くからだそうです。
羽幌町のシンボル的な存在で、お腹は真っ白だけど頭から背中にかけては真っ黒。可愛い名前。
オロロン鳥がどうして羽幌町のシンボルなのかというと、この町には2つの島があって、そのうちのひとつ天売島には、日本ではココだけでしか繁殖しない鳥、オロロン鳥が住んでいるからです。
ほら〜〜遠くに浮かぶ左が天売島、右が焼尻島です。
天売島は『海鳥の島』 オロロン鳥のデコイ作戦
ここにね、2つの島のパンフレットがあるので、一緒に見てみませんか?
まずは天売島の『海鳥の図鑑』。
海鳥の島 天売島は周囲が12キロ。そこになんと100万羽の海鳥が飛来するそうです。
まずは、始めにご紹介した おろろ〜ん と鳴くオロロン鳥です。
なになに・・『本当の名前はウミガラス。体長は43cm。陸上ではペンギンのようにヨチヨチ歩くが水中では飛ぶように泳ぐ』
飛ぶように泳ぐなんてさすが海鳥! 海での姿こそがオロロン鳥の本当の姿なんですね。
『オロロン鳥は北半球に分布している。以前は北海道の離島で繁殖していたが、今では天売島だけになってしまった。
しかも、1963年には8000羽いたのに1994年にはなんと19羽にまで激減』
19羽!! そりゃあ大変。
その原因の1つが、ゴミを求めてやってきたカラスやカモメに、オロロン鳥の巣が襲われてしまう為と考えられています。
オロロン鳥をなんとか増やしたいと、デコイ(模型)を置く作戦を初めたのが1990年。
デコイを遠くから見たオロロン鳥が、
”あれ、あそこに見えるのは仲間でないかい?!したら行ってみるしかないべさ・・” と思うのを期待したんですね。
そしたら、デコイは見事に本物のオロロン鳥を目をひいてくれました。
現在オロロン鳥は少しづつではありますが増え始めているそうです。
夕方になると一斉に巣穴に戻る風景が壮大はウトウ
ウトウは海上に生息。
つまり、普段は海の上で生活しているって事!
『繁殖時期にのみ夕暮れに一斉に上陸する。天売島には40万のつがいが生息している。
繁殖地としては世界最大』
夕方に沢山のウトウがエサを口に加えて戻ってくる姿をテレビで事があります。
その数たるや壮観!その姿を見るツアーもあるくらいです。
他にも、目の可愛らしさが印象的なケイマフリや頭の黒い線が特徴的なウミスズメ。などなど・・・・
天売島はまさしく海鳥のしまですね。
ケイマフリめんこい!
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5万本のオンコの島 焼尻島
焼尻島は、断崖絶壁の天売島とは一風変わって平らな島です。
なんと焼尻島には、5万本の野生のオンコが生息しているそうです。
でも島に吹く風が強いので、みんな横に広がった形をしているんだって。
さらに、ここでは高級サフォーク羊が飼育されています。
ここの羊のラムは『幻のラム』なんて言われるほと貴重で、通常だと高級レストランなどに行かないと食べられないそうです。
私も もーっちろん、食べた事はないです。
聞いたところによると、海風が育てた草には海のミネラルが豊富!そこで のびのびと育った羊の肉だから、チョー美味しいとか。
年に一度の島最大のイベント「焼尻めん羊まつり」の時だけは、この焼尻めん羊サフォークを食べる事ができるそうです。
食べてみたいね。
我が社の天売島の写真、使ってもらってます
札幌から、留萌、羽幌、遠軽、豊富の間を走っているのが沿岸バス。
留萌の町を通っているとき、見覚えのあるバスが通りました。
!!「ねえねえ、あのバス見て!!』
本物、初めて見た!
そのバスの側面が大きくプリントされている。
萌っこ可愛いね!・・・・と思うけれど、見て欲しいのはそこじゃなく。
そのほら、左とか、バスの側面ぜーんぶにプリントされている写真を見てくださいませ。
社長1名 社員1名 の我が社の・・・・って言うか、旦那さんが撮影した写真でございます!
全然、可愛い萌っこに押されて影薄いけどね。
それでも私、興奮しちゃって目をまん丸くして身を乗り出しバスを凝視!
運転手さん、目が合ってちょっとビビる。
バスにプリントされたのは聞いていたけれど、実物見られて嬉しいね。
実は、始めの方の『花木の図鑑』『海鳥の図鑑』のパンフレット表紙に乗っている2つの島の写真もそうなんです。
天売島は、島の形も鳥に似ているような気がしています。
天売島・焼尻島へ行くには羽幌フェリーターミナルから
天売島、焼尻島へ行くには、羽幌フェリーターミナルから羽幌沿海フェリーを利用します。
100万羽の海鳥の島『天売島』と野生オンコと高級羊肉の島『焼尻島』。
今度はちゃんと上陸して、島をぐるりと楽しみたい!!
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