朝はそうでもなかったのに、しばらくすると、外でゴーゴーと風の鳴る音が聞こえてきました。
外を見ると、雪が一文字を描いて猛スピードで消えていきます。
あ、タクシーが風に飛ばされてる!
正確には、風下方向に走って行っただけなんだけど、どう見てもあれは風に飛ばされているようにしか見えない。
汽車も(列車も)あちこちで運休です。
ここ手稲区(札幌)の端『ほしみ駅』から小樽までの区間でも、引き続き運休が予定されているようです。
場所は札幌から汽車(列車)に乗ると、ちょうど小樽の海が見えてくるあたり。
そこは崖下で海の際に線路が通っているので『危険』ということかもしれないですね。
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以前、このルートの中には、海水浴には絶好の『張碓(はりうす)』という駅がありました。
ところがここ、ちょうど山陰のカーブでさ、線路に一歩足を踏み入れた途端に汽車(列車)が目前だった!なんて事もありましたっけ。
この小樽 ←→ 札幌 の鉄道は、なんと日本でも3番目に古い鉄道だそうです。
手稲の地形は、山側は固い岩盤だけど工事が大変、でも海側は泥炭地なので工事は容易でも地盤が弱すぎ。
地質調査が今ほど発達していなかった明治の技術者は、そこに生えている植物の生態を調べる事で、岩盤と軟弱な土地を見分け、線路を敷くルートを決めたそうです。
現に私が子供の頃は、線路より海側には ”かしがってる(傾いている)” 家が多く、家を立てるなら線路の上と言われていました。
もちろん、今は技術の進歩でそんなことはありません。
さらに、運休している手稲区『ほしみ駅』から小樽までの崖っぷちコースは、そのルートの中でも最大の難工事だったとか。
歴史の先生から聞いたこの話は以前にもブログで書いたんだけど、私は大好きで、それから小樽までの列車に乗るたびに、当時の工事の様子を見ているような感覚で、汽車(列車)に揺られて行くんです。
明治13年の鉄道開通当時、小樽 ←→ 札幌の35.9kmを走るのにかかった時間は3時間だったんですと。
それでも早かったんだべね。
私の住んでいる手稲の町は、昔は軽川(がるがわ)って言って、小樽 ←→ 札幌の鉄道の停車場から始まった所、まさに、この鉄道のおかげです。
北海道には、近い将来に消えるかもしれない町がいくつもあるそうですが、どんな町にも、その町が始まった理由があったはず。
そこにはきっと、すんごい物語があったに違いないよね。
・・・と、思いをはせてみると、なんだかしみじみとしてくるのでした。
でも、明日はきっと雪かきだよね。
ガク・・・・・・・
海沿いを走る小樽の列車に乗るのが好きです
開放感いっぱい 自身の地元も海沿いなので懐かしく重ね合わせているのかも知れません?雪明りの路のイベントの頃には 手作りのバケツで作った造花をいれた水中花がホームにいくつもあって客人を和ませている光景をよく見ます歓迎する行為といいますか周りの努力が感じられ冬の小樽方面の駅ホームは 通りすがりの車窓からも温かい気持ちにさせてもらいます
昨日は めちゃめちゃすごい天気でした
ゴーゴー鳴り響くなか 雪かきしました
湿った雪が重くて 腰に気をつけてくださいね
すみれさんへ
今年も、小樽のゆきあかりが近づいてきましたね。
あの雰囲気、私も大好きです。
手作り感があって、暖かい感じがします。
今日の雪は重かった!!
腰を痛めませんように。