うどんとか、蕎麦を食べるときにパッパッとかける赤くて辛いもの。
それは『南蛮』!!・・・・・と言うのはどうも北海道人らしい。
『南蛮』は、北海道の方言みたいになっているという事を、今日の今日まで、ちーっとも知りませんでした。
アジの南蛮漬けの作り方を調べていたら、偶然、『北海道あるある・・・・北海道人は唐辛子のことを『南蛮』と言う』なんて記事を発見しました。
はあ?それって日本全国共通だべさ・・・・と思っていたんです。
きっと、私と同じように思っている北海道の人、多いんじゃないかな。
『南蛮取って!』『南蛮、入ってないよ』などと普通に言っているもんね。
小さなボトルには、ちゃんと『一味唐辛子』って書いてありますよね。
でも、当たり前だと思っているから、なーんの疑いもしません。
時代劇を見ていると『お代官さま、こちらが南蛮渡来の品でござりまする・・」
なんて言うセリフを時々耳にします。
『南蛮』とは、昔の意味で『外国』って言う意味。
唐辛子は外国から入ってきたので『南蛮唐辛子』と言われたらしいけど、現代では『唐辛子』と言うのが普通なんだね。
北海道では、『南蛮唐辛子』の『南蛮』の部分が残ったと考えられるのかしら。
『南蛮』が北海道で使われているという事は、北海道にやってきた日本のどこかの地域の人のあいだでも使われているのではないでしょうか。
うどんにかける赤いものは 『南蛮』でござる。
あ、これはこのあいだの南蛮漬けネ。
スポンサーPR
PR
本州経験ありの転勤族ドーミンなので
「南蛮」ときたま「一味」の呼び方になってるかも。
柚子胡椒がまだ知る人ぞ知るレベルの名産品の頃
胡椒が南蛮だと知った時には驚きましたが
鴨南蛮の南蛮が長ネギを指していると知った時には
驚きを通り越してなんだべと思いました。
もみじさんへ
私も「南蛮」時々「一味」です。
胡椒が南蛮!!鴨南蛮の南蛮が長ネギ!!え〜〜〜!!そうなんですか!
場所が変わると、呼び名も色々変化しますね。
この驚きは、本州の人が『道民が「南蛮」と呼んぶのを聞いたとき』と同じくらいの驚き
かもしれないですね。
南蛮。前に熊本の人に「唐辛子」を南蛮と言ったら、「カボチャ」の事だと言われました。ちなみに、唐辛子・南蛮はその昔中国から日本に渡り、朝鮮半島に伝わったそうです。(司馬遼太郎先生の本に書いて有りました)日本人より、朝鮮人のの人の御口に有ったみたい。
チョイ悪爺ぃやさんへ
熊本の方では南蛮がカボチャの事をさすとは。場所によって、様々なものの見方があるのが面白いですね。
それから、唐辛子のルーツ、勉強になりました。さすがチョイ悪爺ぃやさんの豊富な知識は健在ですね!
両親が岩手出身の40代の男です。
俺が七味しか使わないので今でこそ
親父も一味と言うようになったが
俺が子供の頃は普通に
南蛮って言ってましたよ。
なので俺も南蛮で唐辛子と通じます。
ミクティさんへ
だべさ通信へ来て下さりありがとうございます。ご両親が岩手県と聞いて、めっちゃ嬉しくなりました。実は私が嫁いだこの家は義理の両親とも、もともと岩手県ですし、私の父親も岩手県の出身です。
ミクティさんのお話を聞いて思ったのですが、義理の両親も私の父も、普通に『南蛮』と言っていたように思います。婆ちゃん(義母)が「米に南蛮入れとけば虫つかねえ」と言っていたことも思い出しました。
開拓当時の北海道には岩手県からたくさんの人たちがやって来たそうですから、北海道の言葉の語源は岩手県からも多く来ているのではと思っています。とても勉強になるお話でした。ありがとうございます。