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寄り合いで隣りに座ったおじさんは幼稚園バスの運転手さんです。
今年の大雪、小さな子達を乗せての運転はさぞ大変でしょうと訪ねてみると、おじさんは
「もう わやさ(大変さ)」と言って、首をガクっとうなだれました。
それから気を取り直したように
「道路がさ、こうでこうで・・狭くなって、道の両脇がこうだべさ」と、まるで最新型ジェットコースターのコース説明みたいに両手を大きくクネクネさせました。
北海道の冬道は大雪が降る度に急に幅が狭くなったり、高さが変わったり、マンホールの穴の部分だけの雪が溶けて落とし穴みたいになったりと変貌します。さらに、路面の凍結あんばいをも読むのだから、冬道のバスの運転はもう熟練のワザだよね。
「僕は退職するまで市営バスの運転手してたんだよ、1972年からず~っさ」
市営バス!!なんて懐かしい。札幌市営バスは、肌色のボディに赤色のストライプ。それとおでこの部分にも、帽子のように赤く塗られていたデザインで、JRバスに変わる2004年まで運行していました。
「私、市営バス乗ってましたよ!娘時代に西区(札幌)の福井という所に住んだ事がありまして、社会人になってからは毎日お世話になりました。当時は住宅も少なくて、終点近くのバス停では最後のお客になる事もしばしばで・・・・」
「おや、それ、もしかしたら僕だったかもしれないなあ。その路線も運転していたから」
「ええ!!それじゃあの時の、ちょっと素敵な運転手さんは、もしや山口さんでしたか!?ほら、最後まで乗車していたカワイイ乙女が私だったんですよ」
そう言う私に、山口さんは一瞬キョトンとしたけど、すぐにのってくれて
「そ、そうだったのかあ〜、あの時の、いやいやまいったな~」と、グリグリ頭を右手でなでながら、ちょっと照れくさそうに笑いました。
「あの頃はさ、雪が降ると時間通りの運行ができなくて、お客さんによく怒られたもんですよ」
「道幅が今よりもっと狭かったですもねえ」
まあ、なんて楽しい30年以上もたってからの再会?
こんな未来を、ポツリポツリと小出しに出してくる神様はサジかげんがいいですね。
もしかしたら、まだまだあるの?そんな再会が。
どうせあるなら、そろそろ早めにお願いします。思い出せなくなっちゃうので。
それはナイショだべさ〜〜(手稲神社の神)
世間話って なんかいいですよね
わずらわしいなぁって思うことも正直あるんですけど?
面白い話とかに発展したり?昔の時代を懐かしく感じて気持ちが和らいだりして 距離感がいっきに近くなったりと・・ぽぷらさんの素敵なお話聞かせてもらました 笑
この間 夫が胃をこわして薬を買いに行きました
ドリンクで効き目があるものを教えてもらいそれを多めに買いました しかしまだ治らず?また買いに行きました 私も何だか夫を心配して 胃が痛くなり 夫婦で一緒に同じ薬飲んでますと言ったら
薬剤師さんに あらあら と・・・笑われてしまいました
なんてことない世間話?相手を和ませる要素?無限大ですね 笑
福井の終点と言えば、手稲山登山口に近いのですよね。(山姥が、市バスを利用していたのではないですよね)「光陰矢のごとし」
嬉しくなりました
胸の内も暖かくなりました
こんな話大好きです
隣り合わせで、昔話を温かくできる寄り合い、素晴らしいですね
今は寄り合いはなくなった我らが小団地の班です
昔は、ぎくしゃくがいつも再現される寄り合いでした
その席では発言せずに、解散後とか日を改めて自分の思いをくだくだくだと陰で言うう人が多く、うんざりしたものでした
主人も高速バスの運転手です。羽田空港行きと横浜行きと新宿行きを運転しています。羽田空港の時は朝4時半に出社です。私も実家に帰る時は横浜で乗り継いで行くし、友達に会うのも横浜なので、主人に回数券を頂戴ともらってます。人様を乗せているので、神経をつかいますよね。まだ主人の運転するバスに乗った事がないんですけど。
すみれ さんへ
ご主人様の具合はいかがでしょうか。
早く良くなるといいですね。
薬局での何気ない会話で、その場が随分と
なごんだことでしょう。
胃の痛みも分かち合うなんて、優しいすみれさん。
チョイ悪爺ィや さんへ
市バスを利用していたのは若い頃だったので、チョイ若い山姥でした。
今は押しも押されぬほっかむり山姥です。
t22tさんへ
偶然となりになった方がそんな関係だったもので、私もついつい調子にのってしまいました。
でも、その方も合わせて下さったので、とても楽しい時間になりました。
へろへろさんへ
そうなんですか!
お客さんを乗せる仕事は気を使われると思います。ご苦労様です。
ところで、
羽田空港=横浜のバス、往復で乗った事があります。
もしかして、私、乗せていただいたかもしれませんね!!