夕方お墓参りに行ってきました。
毎日暑い日が続いているので、お墓の石も、熱もっちゃうんでないべか。
ご先祖様も、せめて夜風にあたって涼みたいと思って、夜にはス〜っと地上に出て来てウチワをあおいでいるかもね。
お墓の石にね、なんかひっついています・・・ミノ虫?!
わざわざ黒い石にくっついて、太陽の熱でけっこう熱くなっているんでないかい?
そういえば、ミノ虫は、中には虫が入っているんだよね。
でも、どんな虫?
□ ミノ虫の中にいるのは、ミノガ科のガの幼虫である。
そうか、ガの幼虫だったんだね。
□ 繊維のようなものであれば、毛糸などでもミノを作る。
なるほどなるほど、材料は自由なんだ。
そういえば、カラフルな折り紙や毛糸などを置いておくと、奇麗なミノを作ってくれるって聞いた事があります。
□ オスはふ化しても口がないので蜜を吸うことはなく、メスを求めてひたすら移動し、メスと交尾を済ませると死んでしまう。
お腹がすいても食べものを食べることができないどころか、お腹もすかないのかもね。
そんなことより相手を探さなくっちゃいけないのだから。
□ メスは羽がなく、ミノの中で、ひたすらオスを待ち続け、交尾のあと、ミノの中に1000個以上の卵を産み、ふ化するのを見届けてから殻から落ちて死んでしまう。
メスは一度も外を飛ぶ事もなく、外の世界を知らずに死んじゃうのか!
ただ子孫を残すめだけに、それ以外のものを切り捨てて生きるミノムシ。
なんだかちょっと寂しいんでないかい。
そう感じちゃうのは、私が人間だからでしょうね。
もし、ミノムシたちに口や羽根や、それから長い寿命や頭の良さを神様からもらったら、彼らの価値観は変わるのだろうかと考えてみる。
姿や形を想像しちゃうとちょっとおっかないけど・・・・
いえいえ、そうではなくて、生きる価値観が変わるかどうかってことね。
一生の時間と生き方は、生き物によってとんでもなく違う。
ミノムシのように1年も満たずに、しかも外の世界も殆ど知らずに死んじゃう生き物もいれば、人間のように80年以上も季節を感じて一生を終える生き物もいる。
でも、『生きている時間や環境に関係なく、一生を一生として感じる感覚は同じ』という話を聞いた事があります。
もしそうだとしたら、ミノムシも、人間も、一生を終えるときは同じなのかもしれないよね。
もって生まれた習性って色々あるもんなんですね
ミノムシ達は 愚痴1つ言ってなさそうで? たまげます!
誰だって 外の世界に夢膨らませるでしょうにね?・・・外でれないで一生終えるのか?
潔いいなぁ・・・いつも 潔よくできない自分 汗
うちにも 蝶の蛹が軒下の狭い箇所に じっといるのを知っていますが
あえて取ったりせず そのままにしてあります ちゃんと雨風?あまりあたらないところを選んでいるのが優秀な気が こうやって誰に教わることなく素直に自然に生きる術を身に着けている気が
ちっちゃい虫からも学ぶべきものがあるのですよね!
すみれさんへ
うわ、ホント、愚痴1つ言わないで生きるんでしょうね!
外の世界を見たいとかは思わないんでしょうね。
みの虫の世界も狭いけれど、考えてみると自分の世界も狭いです。
井の中の蛙だんだろうなあって思います。