世界もびっくり樽前山

きれいな樽前山が見えました。
ウィキペディアによると、樽前山は世界的に見ても珍しい三重式火山なのだそうです。
ほう・・そうなんですか。・・・って”三重式火山”ってなんだ？

説明しよう＝まず、火山が爆発した後にできたくぼみの事をカルデラという。（ここに水がたまって出来た湖がカルデラ湖である。洞爺湖や支笏湖がそうである）

しばらく火山活動がなかったカルデラの中から、ある日再び火山爆発が起きると、火口の中に、新しい加火口ができる。それが二重式火山になる。そしてさらに時が流れ、またまたその中から火山爆発が起きる事を”三重式火山”と言う。水の波紋のような状態になるわけだ。
あの浅間山も”三重式火山”である。

そして中央にそびえるドーム！
明治42年の大爆発の時にできたそうで、なんと溶岩がねっぱつく（ねばりけのある）性質だったために、ドッカーンとは飛び散らず、モッコリになってしまった。そうして、あの直径450m高さが100m以上と言われるドームができた。
そう、そのモッコリこそ、樽前山が世界的にみても、さらに珍しいと言われる理由である。
さらに、樽前山は活火山なので、遠くからでも煙が出ているのを見る事ができる。
（専門家の皆様、これでよろしかったでしょうか）

そうは言っても、難しい事は学者さんにおまかせです。
中央がくぼんでいる樽前山の雪景色は、私には女性が肩にかけたショールのように美しいく見えました。