北海道・札幌発・だべさ通信5

今頃、雨に耐えてる? ウチの おぼろづき

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新米の季節がやってきましたね!
美味しいご飯が食べられると思うと、それだけでなんだかワクワクしちゃう。
我が家は今年も、土田君の田んぼで収穫された新米を送ってもらおうと思っています。

 

 

長男の友人の土田君は、2年まえにサラリーマンを辞めて、家業の米農家を継ぎました。
そして昨年の秋、『オレの作った初めての米だ』と言って、記念すべき新米、おぼろづきを送ってくれたのです。
その、ふっくらとして瑞々しく透き通った米、おぼろづきには、土田君のがんばりと、北海道の恵みがいっぱい詰まっていて、噛めば噛むほどに、美味しさを実感させてくれたのでした。

 

 

景子にその話しをしたら「ウチも欲しい!」という事になり、彼女の所にも送ってもらう事になりました。
ところがここ数日、北海道は雨が続き、特に道央から道北にかけては大雨警報。作物が心配されています。
景子が「ちょっと、ウチのお米大丈夫かしら」なんて言いました。
「ウチのお米?」
「そうよ。だって今頃、ウチのお米は田んぼにいるんだから。もしこの雨でどうにかなったら大変でしょ」
そ、そうか!ウチのお米だって、まだ収穫されずに田んぼで、この雨に耐えているかもしれないんだわ。

 

 

急に、田んぼのあたりの天気が心配になりました。
お店でお米を買う時は、いくら産地が○○と記されていても、な〜んも気にならなかったのに、ウチのお米が深川で育っているのかと思うと、こんなにも思い入れが違ちゃう。
身近になるって、こういう事なんだね。

 
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しばらく雨の日は続くようだけど、大きな被害はなさそうです。
ウチのお米、今頃、こうべを垂れているのかな。
そんな事を考えると、なんだか楽しみ倍増です。

『里帰り した、ななつぼし物語』

 

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だべさ通信3

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6 Comments

  1. t22t

    とてもいいお話ですね
    生産者の顔が見えるを売りにしている販売所も増えておりますが、最先端を行く見本ですね
    自分のお米が頭を垂れているのが、目に浮かぶ  素晴らしいですね
    小生も玄米を求めて精米して食べてます
    毎秋に、岡山の従妹宅から240kg求めてます でも、稲の顔は浮かんできません  愛情足りないのでしょうね

    Reply
  2. すみれ

    こうべを垂れているのかな?・・・素敵な言葉ですね 
    人間もそんな風に なりたいものです 
    美味しいお米に出会うと感動します
    作っている人たちを思います
    そして 土作りや 雨 お陽様 風 自然のお恵みを感じます

    Reply
  3. へろへろ

    うちも主人の会社の人が兼業農家なのでお米をその方から買っています。千葉はもう刈り取りました。もうすぐ新米が食べられます。

    Reply
  4. ぽぷら

    t22tさんへ
    こんにちは。
    お褒め頂いて恐縮です。
    愛情というより、私の場合はただ自分の所に来るお米が気になりまして・・・・・
    岡山の新米はどんな美味しさなのでしょう。
    きっと、ホカホカご飯に炊けて、幸せを実感できますね。

    Reply
  5. ぽぷら

    すみれさんへ
    本当に同感です。
    昔からみれば、ずいぶんと機械化されているとはいえ、やはり相当なご苦労があると思います。
    新米を食べると、日本人でよかったなあ~と思います。

    Reply
  6. ぽぷら

    へろへろ さんへ
    そちらは北海道より早く、新米が食べられそうですね!
    今年はどんな味がするのでしょうか。楽しみですね!

    Reply

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