北海道・札幌発・だべさ通信5

余市蒸留所,ウィスキーの樽はこうやって作られる

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ウィスキーと聞いて連想するのが、アンティークにも思える味わいのある樽。
蒸留された出来立てのウィスキーは、この樽に入れられ貯蔵庫で保管されます。
ニッカウヰスキーの『余市蒸留所』では、その樽の作り方の行程も見る事ができました。

 

 

それによると、まず木を切るっしょ。
平たい板にしたところで、その板を蒸して曲げる。
したらそれを乾燥させる。
それから組み立て。
でも、これだけだと、木のすき間からウィスキーが漏れちゃうんじゃないのか??

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そのすき間にはなんと、ガマを挟むんだと。
そうするとガマは膨張して、パッキンの役目をするそうです。
さらに仕上げに、樽の中にボワっと火をつける。
これによってウィスキーに生木の匂いがつく事がなくなり、熟成効果も増すそうです。

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さて、樽に入れられたウィスキー。
最初は透明な色をしているんですね。
それが5年10年20年とたつうちに、しだいに琥珀色に変化する。
その間、ウィスキーはわずかずつ蒸発して量が減るそうです。
10年たつと、2割ほど減ってしまい、その分は『天使の分け前』と言われています。
イキですね。

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我が家も、夕食の支度をしながら味見で量が減るのは『天使の分け前』だったのね。
なんだかだんだんと、ウィスキーが好きになってきちゃいましたよ。

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さて次は、この秋予定のNHK朝の連続ドラマ『マッサン』の主人公、リタさんの家へと続きます。

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2 Comments

  1. ざくぁざ

    たるのご苦労なぞ全然知りませんでしたが
    ガマ入れですか。なるほど。
    自然の物ですきまふさぎですね。

    Reply
  2. ぽぷら

    ざくぁざさんへ
    私もすんごく関心しました。
    自然のものって凄いんですね。
    ピタっとしれ、漏れないんですね。

    Reply

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