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ウィスキーと聞いて連想するのが、アンティークにも思える味わいのある樽。
蒸留された出来立てのウィスキーは、この樽に入れられ貯蔵庫で保管されます。
ニッカウヰスキーの『余市蒸留所』では、その樽の作り方の行程も見る事ができました。
それによると、まず木を切るっしょ。
平たい板にしたところで、その板を蒸して曲げる。
したらそれを乾燥させる。
それから組み立て。
でも、これだけだと、木のすき間からウィスキーが漏れちゃうんじゃないのか??
そのすき間にはなんと、ガマを挟むんだと。
そうするとガマは膨張して、パッキンの役目をするそうです。
さらに仕上げに、樽の中にボワっと火をつける。
これによってウィスキーに生木の匂いがつく事がなくなり、熟成効果も増すそうです。
さて、樽に入れられたウィスキー。
最初は透明な色をしているんですね。
それが5年10年20年とたつうちに、しだいに琥珀色に変化する。
その間、ウィスキーはわずかずつ蒸発して量が減るそうです。
10年たつと、2割ほど減ってしまい、その分は『天使の分け前』と言われています。
イキですね。
我が家も、夕食の支度をしながら味見で量が減るのは『天使の分け前』だったのね。
なんだかだんだんと、ウィスキーが好きになってきちゃいましたよ。
さて次は、この秋予定のNHK朝の連続ドラマ『マッサン』の主人公、リタさんの家へと続きます。
たるのご苦労なぞ全然知りませんでしたが
ガマ入れですか。なるほど。
自然の物ですきまふさぎですね。
ざくぁざさんへ
私もすんごく関心しました。
自然のものって凄いんですね。
ピタっとしれ、漏れないんですね。