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札幌祭りの境内には、たくさんの出店が並んでいました。
ずっと続く出店の通り道だけが、まるで川のようにすき間なく人が流れています。
人気のあるお店には、人のよどみができているね。
わたあめ、くじびき、りんご飴は知ってるけれど、なんとかケーキ?なんとか焼き??なんてシャれたもんを始めて見る。
友人が、小学生の男の子の手をひいてやってきました。
” おや?修くんどうしたの? ”
目に涙がたまっていますよ。
「くじ引きをしたんですけど、思った商品が当たらなかったもんで・・・」
母の言葉にグッと歯をかみしめたら、修くんのホッペタから我慢していた涙がポロリと落ちました。
そうだったの。右手に小さなオモチャのライトを握っています。
当たるかも・・当たるかも・・・みんなそう思ってくじを引くもんね。
おばちゃんもさ、修くんくらいの時に、お祭りでこ〜んなおっきい大当たりの熊のぬいぐるみを当てるはずだったのよ。
だからくじを引く時は、迷って迷って念力を入れてス〜!と引いて、お店のおじさんに渡したの。
したっけさ、おじさんはチャチャっと見るなり『ハイ残念〜〜』とか言って竹トンボをヒョイと私に渡したわ。
こ、これか・・・・子供だったけど、むなしさを感じたっけ。
今の君も、あの時の私の気持と同じなのかしら。
ガヤガヤざわざわ・・・
賑わう人たちにもまれて出店の川を通り抜けたら、君も、ちょっとだけ大人になっているはずさ。
爺ぃやがご幼少の頃、小樽に住んでいて小樽祭り(住吉神社蔡)で、お金を大人から10円、5円と貰い、アイスキャンディを10本近く買って食べました。勿論、お腹を壊し寝込んだ思いでが有ります。
チョイ悪爺ぃや さんへ
アイスキャンディって、割り箸に付いている、なが~いアイスキャンディですか?
なっつかしい!!
私もお嬢様の頃、10円をもらって小野寺商店に買いにいきました。
時々アイスキャンディがポロリと地面に落ちた時は悲しかったです。