婆ちゃんの心臓の鼓動を助けているペースメーカーの検査をしました。
ペースメーカーは目薬くらいの大きさで胸の皮膚の下に入っています。
「さあてと、おばあちゃん。最近はどうですか?痛いところとか悪いところはありませんか?」
先生は、婆ちゃんにゆっくりと話しかけました。
「せんせ、私ね、ヒ〜ザが痛いんですよ。あと悪いのは、こんじょ!(根性=性格)ホーホッホッホ」
婆ちゃんは、左手を口にあて、右手で先生にシュっと手招きして自分でウケてます。
先生は、コリャまいったな・・という表情をしてから、婆ちゃんにゆっくり話しかけました。
「ペースメーカーの電池なんだけどね、そろそろ交換した方がいいと思うんですよ」
今までウケてた婆ちゃんはピタっと神妙になっちゃいました。
それから「私はしたくないんだけどねえ」と言いました。
先生・・・「しないとさ、電池が切れたら困るでしょ」
婆ちゃん・・・「どしたらいいべね〜」私の方をチラリと見ました。
先生・・・「電池、だいぶ減ってきているしね」
婆ちゃん・・「はあ〜やっぱしね~」また私の方をチラリ。
先生・・・「このままだと、電池がもつのはあと半年くらいかな」
婆ちゃん・・・「どしたらいいべね~」またまたチラリ。
今日は電池の交換日を決めるために来たのに、婆ちゃんは ”どしたらいいべね~” と ”はあ〜やっぱしね~” を繰り返しては、
私の方をチラチラと見るばかりです。
先生・・・「それじゃあ予定はっと・・・。早い方がいいかな〜?」
モジモジしている婆ちゃんに、嫁のダメ押しが。
「そうですね、お願いします」
『やっぱしやるのか〜〜〜〜・・・』と婆ちゃんの丸めた背中が言ったけど、こればかりは、やらないわけにはいかないもね。
「せんせい、それやるときって痛いんでしょ?」
と力を落とした婆ちゃんに、先生はニヤっとしてから、
「そうですね、痛いのは麻酔の注射の時だけですよ」と言いました。
「はあ〜やっぱしね~・・・」
私は最近、鬼の嫁になる自分がちょっと怖い。
おばあちゃん できたら したくないんでしょうね?
痛い思い でも半年の電池だったら?
もっともっと長生きしてほしいですものね
私の母も 目が悪くなり 来月手術することになりました
しょうがないとはいえ?やっぱり 手術は嫌でしょうけど?
いまよりもっと目が見えるようになれるよと はたの人は励ますしかないのですよね
誰かの一言で よしっやるか?・・・みたいなことあると思います
手術が無事に終わって のんびり過ごしてほしいものです
やっと庭にイヌサフランの芽が出ているのを今朝見つけ 嬉しい朝となりました 秋には秋の花が 当たり前ですけど咲くことが嬉しいです 生真面目過ぎるゆえに固い話ばかり・・気楽にですね 笑
婆ちゃんの悪いところの切り返し、ナイス!
私もいつか、使ってみよう(笑)
手術はイヤでしょうけど、
電池交換してますますパワーアップしてくださいね。
鬼嫁ね。今は、注射をしても痛くない針が開発されています。蚊」よりヒントを得た発明品です。
体力的にもメンタル的にも私達が思う以上におばあちゃまには負担になるんでしょうね。でも何かに頼ってでも、長生きしてもらいたいですよね。
うちのばぁちゃんは11日で放射線の治療が終わったのですが、ガン細胞が少しは小さくなったのですが、これ以上は負担になるだけなので、退院する事になりました。まだ出血もしているので、病院に輸血に行ったり通院もしなきゃならないかもしれませんが、ばぁちゃんの性格から痛みや出血があっても黙って我慢しそうで心配です。
すみれさんへ
お母様は目の手術をされるのですね。
きっと不安でしょうね。
自分もそう遠く無い時間のうちに、婆ちゃんやすみれさんのお母様のように、体のあちこちが弱ってくる日がやってきます。
そのときには、きっと自分も不安いっぱいだと思うんです。
そんな時は、すみれさんがおっしゃるように、無事に終わってほっとしている自分を想像するとよいですね。
イヌサフラン、どんなはなだったかしらと調べました。
あ~この花!とても可憐ですね。
もみじさんへ
ありがとうございます!
いつも元気なもみじさんにはパワーをもらいます。
電池満タンで、またきっと頑張れますね。
チョイ悪爺ぃや さんへ
痛くない注射、それをして欲しいです!
とくに、これからお世話にあろう私の時代にはすべて、その注射であってほしいもんです。
へろへろさんへ
おばあさま、お見舞い申し上げます。
とても我慢強い方なのですね。
なにより、へろへろさんの心労、疲労はお察しいたします。
どうぞ、無理なさらず、ご自愛下さい。