北海道・札幌発・だべさ通信5

排雪作業はロータリー除雪車の職人ワザ

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夜になり、道路の排雪作業が行われました。
ガガガガ====
通常はブルトーザーで雪を両側に寄せる除雪なんだけど、年に1度か2度、高く積み上がった雪を取り去る排雪作業をしてくれます。

排雪作業

車道と歩道の間に積み上げられた雪の壁を、ロータリー除雪車が雪をどんどんかき込んで、ノズルからドバババーーっと飛び出した雪をダンプに乗せます。
除雪車の運転手さんはノズルを器用に調節して、ダンプの荷台の前方から後方にかけて、なでるように雪を積んでる。
ウマイ!上手!! さっすが職人ワザ!

 

排雪作業

道路いっぱい使って行われるので、作業は人や車の通りが少なくなる夜中にかけて行われます。
すんごいうるさいんだけどね、あんなに巨大な雪山がなくなっちゃうんだからありがたいです。

排雪作業

 

■ 札幌が一冬に除雪する距離は鹿児島往復

札幌市のページによると、除雪の延長距離(平成25年度の場合)は約5,400km。
JRの路線でいうと、札幌から鹿児島に行って戻ってくるくらいの距離なんですって。
1台の除雪車が一晩で行う除雪の時間と距離は6時間で約10キロ。

排雪作業の場合は、外で ”こっちこっち ” のライトを持って誘導する作業員の方達がいます。
その仕事をされている方たちは、ほんとしんどいと思う。
この時期は、風がなくても深夜はマイナスの気温。
吹雪いたりなんかしたら、遭難しちゃうんでないべかと思えるほどの体感気温だべね。

 

■ 除雪車が家の前に雪を置くのは、かき分けるだけで精一杯だから

ところで、札幌市のページにはこんな質問コーナーがありました。
『どうして家の前に雪を置いていくの?』

そうだそうだ私も聞きたい。
除雪車が通るたびに、ハイドバンから削られ溢れ出た雪の塊が、ドッカと家の前に置かれている時があります。
朝起きて、家の前を見て、ガガガ〜〜〜ンとショック!
なしてこんな重たい雪の塊をウチの前に置いていくのさ!
それからメラメラと怒りが湧いてくるのです。

そしてその答え・・・
『朝までにみんなが道路を使えるようにするには、雪をかき分けるだけで精一杯なんだ。』
・・・・そ、そうですか・・・
確かに・・・精一杯されているのはわかります。
わかりますがしかし!せめて最後のひとかきを、あっちに寄せていただければ嬉しいなあなどと思っておるしだいでございます。
もちろん、ブルトーザーの運転手さん全員がそうではないことは知っておりますよ。
こればかりは、運転手さんの人柄ですね。

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