北海道・札幌発・だべさ通信5

自筆の年賀状は老後の世界も変えられる

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「この人さ、たしか今では85歳にはなっていると思うんだわ」
自分に届いた年賀状を見ていた長男がいいました。
どおりで。
筆の直筆で書かれた宛名は達筆で、真っ黒い墨のハネが力強い。

 

 

聞けば、長男がまだ学生の頃、ひとりで行った体育館で、趣味の卓球の相手をしてもらった社会人チームの創設者なのだそうです。長男はそれ以来、年齢も職業も様々なチームの方々に支えられ、チームの一員として世の中の勉強をさせて頂いたようです。
その方は、ご高齢という事もあって、最近ではすっかり体育館に姿は見せなくなってしまったとか。
でも、その力強い筆の文字をみると,”私は元気です”というメッセージが力強く伝わってきます。

 

 

足腰が弱って、外へはおいそれと出歩けなくなった高齢者にとって、直筆の年賀状はまさに、自分のメッセージをホールインワンで相手に伝える事ができるアイテムですね。

 

私は今年も印刷です。
なので、この方の年賀状からみればとってもしょぼい。
墨の文字で力強く、美しく描けるようになったなら、この先の人生、きっと変わるのに。

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3 Comments

  1. 片思い

    いいお話、聴かせていただきました
    乱手.乱筆が最も苦手とする自筆です
    PC使いだすと日々の訓練もしなくなり、退歩の連続です
    いい話聴かせてもらいながら、実行の一歩を踏み出さない自分です
    やっとこらえてため息は出しませんでした

    Reply
  2. へろへろ

    仕事の時くらいしか字は書かなくなりましたね。漢字を忘れてしまうはずです。高校の頃は仲良しの友達と交換日記なんてやっていたのに。自分で書かなくなると字も何か下手になった気がします。

    Reply
  3. ぽぷら

    片思い さんへ
    私こそ文字が苦手で、今でもちっとも上達しません。文字を美しく書くことができる方に出会うと、その方の品位も感じられて、とても尊敬します。
    私がブログを書くようになったのは、文字を書かなくてもよいからという事もあります。
    へろへろ さんへ
    交換日記!懐かしいです。私も高校の時にやってました。
    今では、ホント恥ずかしいですが、漢字が書けなくなってしまいました。

    Reply

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