北海道・札幌発・だべさ通信5

ツッペは鼻血とティッシュの引き分けだった?

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北海道には『つっぺ』っていう方言があります。
鼻血が出るときがあるっしょ。そういうときはティッシュをよじって鼻に栓をしますよね。
北海道ではそれを「ツッペ」って言うんです。
鼻水がすんごい時もツッペするかも。
『ツッペ』は『栓をする』というような意味だけど、鼻のとき以外はあまり使わないかもね。

 

 

 

このあいだ、バスの添乗員さんから聞いた話しなんだけど、『つっぺ』という言葉は、山口県や広島県では『引き分ける』とか『これで損得なしよ』みたいな意味として使われているそうです。
ということはもしや、北海道弁の『つっぺ』も、そっち方面から来た言葉なのかな?
山口、広島のツッペと北海道のツッペを、むりやり結びつけたい衝動にかられました。

 

 

鼻血が出る・・・・・・・下からティッシュを詰める・・・・・・鼻血は途中までは流れるけれど、ティッシュはかろうじて鼻血が流れ落ちるのを食い止める・・・・・・つまりは鼻血とティッシュの引き分けか?
なんとなく、関係ありそでなさそで・・・・

 

 

北海道の方言を深くひもといていくと、それは先人達が残した故郷の軌跡なのかもしれないです。
世代が変わるにつれて、方言はしだいに影が薄くなっていくけれど、たまには思い出してみるのもいいかもね。
私はまだまだ普通に使っているけどさ。

 

 

北海道弁=鼻ちょしながら歩いたら てっくり返ってさ、服は破れるし鼻血は出るしで、もう わや さ。急いでツッペしたけどさ。したら母さん何ちゅったと思う?『どうせ ちょうしこいて歩いてたんだべさ、鼻血のついたティッシュは、ちゃんと包んで投げなよ』だと。

通訳=鼻をいじりながら歩いていたら転んでしまって、服は破れるし鼻血は出るしでもう大変なことになっていたんです。急いでティッシュで鼻に栓をしましたよ。それを聞いた母親がなんと言ったと思います?『どうせカッコつけて歩いていたんでしょ。鼻血のついたティッシュは、ちゃんと包んで捨てなさいよ』ですと。

 

 


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5 Comments

  1. t22t

    ヤマエグラ 初めて見聞した植物です

    ぽぷらさんの腕、かぶれ ものすごいですね 痛ましさを感じます
    こちらでのかぶれの木(うるし)の症状に似ておりますね

    でも、何故に 軽視されてのでしょうかね ヤマエグラ日常なじみの植物だろうに
    ????でした

    Reply
  2. t22t

    ごめんなさい

    またまたやっちゃった
    気をつけている様で、気をつけていないものですね 反省しきりです

    「つっぺ」
    最近はあまり使われていないようです
    子供・若かりし頃は聞いたり、使ったりしていたものです
    「これでつっぱだね=引き分けだね」てなもんでしょかね

    方言抜けきれませんが、標準語に追い払われているようです

    Reply
    1. ぽぷら (Post author)

      t22tさんへ

      いつもコメントありがとうございます。そちらの情報を知る事ができてありがたいです。方言と言っても、実際に現在でも使われているものとそうでないものがあるんですね。北海道でも同じで、若い人達の知らない方言が沢山あります。
      方言の話題は、昔から使われ続けている観光のマニュアル的なものがあるらしく、実際とは異なることが多いと思います。
      やはり、その場所に行って自分で感じる事が大切ですね。

      Reply
  3. もみじ

    先月末に夏風邪もらいました。
    鼻水がだーだーとまらんくて
    箱ティッシュがみるみる減るんで
    ティッシュいたましーとか思って
    こっそりつっぺかってました。

    ぽぷらさんもヤエムグラにやられたとこ
    どうぞお大事に。
    (猫にかっちゃかれたようにみえますね)

    Reply
    1. ぽぷら (Post author)

      もみじさんへ

      夏風邪のときの鼻水は、ホントにツッペかりたくなるくらい大量に鼻水が出てきますよね。鼻の下は痛くないですか?どうぞお大事にして下さい。私の草かぶれのほうは、やっと終息。これからは気をつけようと思います。

      Reply

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