今朝の北海道新聞に、豊平公園(市内豊平区)内の花木園でハンカチノキの花が咲いたという記事が載っていました。
そういえば、数年前に北大植物園(札幌市中央区)でも見たことがありましたよ。あ、これこれ。
ハンカチノキの花びらは2枚しかないように見えます。
その分がとても大きくて風が吹くとヒラヒラ〜〜〜っと揺れる。
木の下一面にヒラヒラしているもんだから、近づいてみると、本当にハンカチがヒラヒラしているみたいに見えます。
サーっと風が吹く・・・ヒラヒラ〜〜〜とハンカチが揺れる。
またササーっと吹く ヒラヒラヒラ〜〜〜
またまたサワサワーのサワサワー・・・ヒラヒラ〜のヒラヒラ〜〜〜〜
1本の木で振られるハンカチたるや、映画、『幸せの黄色いハンカチ』もびっくり!
思わず、こちらも手を振り返したくなる。その不思議な光景に、ちょっぴり幸せな気持ちになりましたよ。
調べてみると、このヒラヒラは花びらではなくて、つぼみを包んでいた葉『苞(ほう)』というもだそうです。
北大植物園のハンカチノキの説明によると、
『高さ20mくらいになる落葉高木。花は球形の頭状花序に付き、頭状花序に付き、1個の両性花または雌花と多数の雄花郡からなり、基部に大小2片の白色苞が垂れ下がる・・・』とありました。
※ 頭状花序とは、菊の花のように、小さな花がたくさん集まって1つの花を作っている花の事だそうです。
ってことは、このボンボリが小さな花の集まりだったんですね。
ハンカチノキは、白い苞葉が垂れ下がった姿から、別名を「幽霊の木」と言うそうです。
確かに、うらめしや〜〜〜って感じがしなくもない。
英語では『鳩の木』。ん!そんな感じもする!
ハンカチノキは、見た人によって色々なイメージが湧いてくるんですね。
もしかしたら、この木を見てかき立てられる想像力こそが、ハンカチノキのくれる幸福感なのかもしれないですね。
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