真冬の公園。
天気のよい日は子ども達が雪まみれになって遊んでいるけど、さすがに夜は、だーれもいない。
沢山あった小さな長靴の足跡も、ひとたび雪が降ればこの通り。
新雪のキャンパスのできあがりです。
砂場も遊具も、すっぽりと雪がかぶさって、その凹凸で波のようなウェーブができているんでないかい。
そんな雪の上に、街頭で照らされた木の影が伸びるもので、木は夏の自分の姿とちょっと違う自分に気付いているのでしょうか。
おかしいな、自分てこんな感じに曲がっていたっけ?
木は不安になってきた。
そこで、回りをうかがい、誰も見ていないなと思ったスキに、ちょっとだけ腰をひねってみたりする。
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