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久しぶりにタクシーに乗りました。
ほんの10分ほどの時間なんだけど、タクシーのおじさんが話しかけてくれます。
「いやあ、昨日は風が強かったですねえ」
「ほんとうに凄かったですね」
「雪がなくなったと思ったら、ホコリっぽくってさ、砂が舞うからザラザラしますよね」
「本当ですね。ゴミも飛んじゃうから、大変ですよね」
「僕はずっと札幌なんですけどね、昔っからこの時期はいつも風が強いですわ」
おじさんは私よりちょっと年上で、根っからの札幌育ちだそうです。
私が「昔で言うと、馬糞風（ばふんかぜ）？」というと、
おじさんは、にんまり笑って
「そうそう馬糞風ですね〜、そういう言葉がありましたね〜」と、懐かしいやら、古い言葉で飽きれるやら・・みたいに笑いました。
「運転手さん、話が通じて嬉しいです」
はっはっは ほっほっほ
それは、私のお爺さん、お婆さんの時代の話です。
札幌には馬車鉄道（馬鉄）というものがあったそうで、私の住んでいる手稲の街にもありました。レールにそって馬車が歩く、だから馬鉄です。その他にも、と当時は馬が物資を運ぶ要でした。
するとね、馬だもの、落とし物をするべさ。
そこにもって春は風が強い季節だから、乾燥して細かくなって舞うわけです。
だから馬糞風と呼ばれていたんだね。
「はい着きましたよ」
「有り難うございます」
ちょっと強く風が吹くと、砂ぼこりが口の中に入ってしまいそうです。
ま、馬糞じゃないことは確かだけどね。
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札幌周辺も雪が溶けて、土が乾いたということですね。馬糞が乾燥して飛んでしまう（かどうかは知りませんが・・）季節になったのですね。たしかに昔は馬を見ました。馬が周りから消えたのはいつ頃のことでしょうか。言葉だけでも残っているのは、なんとなく嬉しいものです。
雪がなくなると、本当にほこりっぽくなりますね。
全然関係ない話ですがラブログがリニューアルしてから、設定がすっかりおかしくなりました。
コメントは受付できない、携帯から投稿もできない…
設定を見直しています。
こんにちは
ついいましがた「だべさ通信２」
赤いスーパーカブで白いヘルメットに
眼鏡のポストマンが届けてくれました。
ありがとうございました、
なかなかのぶんりょうでおどろいてます。
ゆっくり読ませていただきます。
近じかマルコブログで紹介させていただきます。
今日の馬糞風は聞き覚えがありますが、
馬車ではなく、線路を走っていたんですか！？
しらなんだー
うちの実家のちょっと後ろの方に、
牧場があってねぇ。。。。
大雨の後に、強風なんか吹くと
かなり匂ってきます。。。
牛のかおり～～（笑）
ふくろうさんへ
私の子供の頃も、馬が荷車を引いて国道を歩いていたのを見た事があります。今は、牧場に行かないと、見る事はなくなってしまいましたね。土が顔を出し、そろそろ、もう作業も始まります。
kakuregaさんへ
北国にとって、春は本当に嬉しいですよね。
さて、ブログのリニューアル。私もなんだか以前より使いにくくなったような気がします。
これで本当にいいの？みたいに思えてきます。
マルコポーロ さんへ
無事に届いてよかったです。
”赤いスーパーカブで白いヘルメットに眼鏡のポストマン”
光景が目に浮かびました。
昔から、人は馬に助けられてきましたね。
だから、馬の姿を見るだけで、癒されるのでしょうか。
７さんへ
かなり匂いますか～！
農作業が始まるようになると、いろんな畑のいろ～んな匂いもしてきますね。
これも春の匂いかな。