北海道・札幌発・だべさ通信5

雪まつりの大雪像、美しさの秘密は化粧雪

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もうすぐ始まる『さっぽろ雪まつり2017』。
大通り会場も、2月6日からの開催に備えて、今まさに、雪像作りの真っ最中でした。

 

大雪像制作
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■  足場を組んで重機で雪を集めて固める

大雪像の作り方は、まず足場を組んでから大きな雪の固まりを重機を使って作ります。
それからコンパネの板で基本的なかたちを作って、そこに雪をどんどん積んでいく。
これは雪像の裏側です。
四角く跡が残っていますね。これはコンパネの跡です。

大雪像

 

 

雪像の制作現場はまるでビルの建築現場みたいです。

大雪像

 

 

大雪像

 

ん!この丸いでっぱりは、もしや顔でないかい?

大雪像

 

 

■ かたちを作ってから化粧雪を貼る

コンパネが外されたら、摂動を削る作業にとりかかります。
雪像のかたちが出来上がると、その上からさらに、白い奇麗な雪を貼る作業をするそうです。
雪化粧雪って言うそうです。
確かに、重機で固められただけの雪では、デコボコがあったり、色にムラがあったりするもんね。

雪像の下では、水槽みたいな入れ物の中で、雪と水をザクザクと混ぜ合わせている作業が行われていました。
シャーベットみたいな雪を作っています。
これをバケツに入れて上まで運び、雪像の表面を丁寧に貼っていくんですね。
こうした細かな手作業が行われ、白く美しい雪像ができ上がります。

 

大雪像

 

 

雪像作り

 

作業がすべて終わると、最後に足場が外されて完成です。

今日の札幌は風もなく、日中は0度前後。
日の当たる場所や道路では雪が溶けて、比較的穏やかなほうでした。
でも、吹雪の日もあれば氷点下5度なんて日もあるし、もっともっとしばれる(冷える)時もあるから、雪像を作る方達は、ほんとうにご苦労だと思います。

 


大通会場となる大通公園には、100基以上の雪氷像が作られる予定です。
その中の注目が、5基の 大雪像と2基の大氷像。
夜も10時までライトアップされて奇麗ですよ。
でもね、道産子でも真冬の夜は身にしみる寒さです。
会場に来られる方は、十分な防寒対策をして下さいね。

 

さっぽろ雪まつりの大通・すすきの会場は、2月6日(月)から12日(日)まで。
つどーむ会場は2月1日(水)から12日(日)までです。
雪まつりの日程など、その他の詳細は、さっぽろ雪まつり公式サイトで。

 

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