PR
ひと昔まえまでは、北海道には台風が来ないというのが定説でした。
どんなにすんごい台風でも、津軽海峡を渡る頃には勢力は衰え、温帯低気圧に変わっていたからです。
だから、北海道人は台風をバカにしていました。
どーせ北海道にまでは来ないんだから。
内地（本州）の人が、台風がやってくるまえに、家の戸締まりなどをする様子をテレビで見ても他人事です。
だいいち、北海道の家には雨戸というものがありません。
あるのは、いや、あったのは、昔の開拓時代に造られた建物くらいでしょうか。
それが今じゃ平気で、竜巻までもやって来るんだからね。
夕方、今日はお祭りと敬老の日ということで、みんなでお寿司をつまんだんだけど、
その間もずっと、テレビでは台風のニュースが流れていました。
そのすさまじい状況に、お箸の持つ手が時々とまっちゃう。
婆ちゃんがテレビを見て「台風ひでえな。こんなの来たら、ウチは がっさいから飛ばされるんでねえか」と言いました。
”がっさい”・・・久しぶりに聞いた方言だこと。
”がっさい”とは 『出来が悪い・貧弱・カッコが悪い』のような意味の方言です。
たしかに、こんなすごい台風がきたら、がっさい我が家は危ないかもしれないわ。
今回の台風18号は、そろそろ北海道の東に抜けそうだけど、これからやってくる台風にも要注意ですね。
敬老の日 お寿司でお祝いしたのですね おばあちゃん喜んだことでしょう
確かにテレビを見ながら食事だと？台風のニュースが各地に出ていて 箸がとまりますよね お気の毒な地域がたくさんでした しかも京都や福井ってあまり？台風など被害を聞かない地域のように感じて・・・どこにでも起こりうるなぁと目が釘づけになりました
今朝カーテンをあけたら どこかから来た？ビニールの大袋が庭にありました 風で飛んでとどまっているのです 風の強い日はいつもこんな感じです しぶしぶ・・袋を取りながら どーせたったら？お金とか飛んでこないかなーーと思ったのでした♪
東京に住んでいた時、ベランダの物干し竿が風で落ちて以来、
台風が来るといえば、ベランダのものが風で飛ばされないように
準備をするようになった私です。
といっても、竿を下におろす、台に置いた植木鉢は下に固める、
飛ばされそうなものは飛ばないような置き方をする、程度ですが。
とーほくあたりでも、台風は勢力がかなり衰えてきているので
それほどしっかり台風に備える人は少ないようですが＜農家は別かな
九州出身の人の準備は相当念入りのようです。＜友達のダンナ（笑）
ちなみに、うちのほうでは「がっさい」を「がっちゃい」といいます。
すみれさんへ
ほんーんとですよね。
風が強かったので、我が家の回りにもビニールなんかが転がっていました。
このまま我が家の前を通り過ぎておくれ～～っなんて思いました。
本当は、すみれさんみたいに、ちゃんと拾わなきゃいけないんですけどね。婆ちゃんは、なしてウチばっかりにゴミくるんだ！といか言って、怒ってます。
もみじさんへ
なるほど、九州の方は、台風の本当の怖さを知っておられるからなんですね。きっと、北海道人が知らない、いろんなノウハウをご存知なのでしょう。聞いておくと、為になりそうです。
今回も、農家の方は大変だったと思います。
「がっちゃい」という言い方もあるのですか。
面白いです。場所によって、言葉も変化するのですね。