秋の新作が目線を飾っている中で、たった300円でワンピースを買いました。
■ 店内は、とりあえず奥の方までブラブラしてみよ
先日、ある衣料品店に行ったときのこと。
衣料品店の店内は、もうすでに秋物に衣替さえていて、深い味わいの洋服がズラリと並んでいます。
素敵だね・・・・あのグレーのワンピース、ウェストのカーブが、な〜んておしゃれなんでしょ。
でも、お値段も素敵だね・・・・
ま、見るだけだから、目の保養にさせてもらいましょう。
ふらふらと店内を歩いていたら、奥の隅っこに不揃いの洋服たちのがハンガーにかけられていました。
その中にグレーの肌触りのよいワンピースが下がっていました。
きっと古いタイプのものなんだね。
あ、赤札がついているしょや!
赤札に弱いのが主婦の弱点、有無を言わせず体がスーっと動いちゃうんだなこれが。
あら、このワンピースなら私も着られろう。
ウェストのくびれはさほどないけど、落ち着いた味わいです。
洗濯も自分でできそうだし、上品なマダムの見えるんでないかい!
いくら? 980円。 980円!! 衝動買いしちゃおうかな・・・
すると、この赤いシールの下にある、本当の売値はいくらなんだか気になりました。
ちょとペリっとめくってみると3980円!
おお!したら安いよね安いよね。
だって、元値が3980円でしょ、それがあんた、たったの980円!!
私の中の販売員が買え買えとプッシュプッシュしてる。
■ アウトレットは、よく商品を確かめよ
そうだよね、これは買いだわ。
さっそく手にとって見ると、ありゃ?
肩の縫い目のすぐ脇が3cmほど破れています。
下から指をあててみると、・・・・指の関節が、ちょうど1つ分くらいの長さ。
ダメもとで、店員さんに同じ物がないか訪ねることに。
「あ、本当!お客様申し訳ございません。あいにく、この商品は在庫がございませんもので」
トホホ・・・
仕方ないね、こんなに破れていたんじゃどうしようもない。諦めよう。
「あの、お客様、この商品、もし、お直しできるようでしたら、いかがでしょう、300円で・・・」
ええ!! さ、さんびゃくえん!
この時の自分の瞳が思わず開いちゃったのを、店員さんは見逃さなかったと思う。
小さな声で、
「はい、300円・・・・」
■ 土壇場ではなんとかなると自分を信じよ
洋裁と言えば、子ども達が幼稚園で使う 『お使い袋』 くらいしか縫ったことないくせに、なしてかここでオリンピック精神が湧いてくる。
”やればできるんでないかい? きっとできるよ、いや絶対できる、自分を信じろ!”
『そ、そうですか・・・・じゃあ、直してみます』
「ありがとうございます」
かくして、激安ワンピースは、只今、修繕の真っ最中でございます。
300円が吉とでるか、凶とでるかは、今後の私の腕しだい。
面白かったらポチっとね。
おお!
傷物とはいえ、300円はお買い得。
肩の縫い目の脇…ということは
縫い目のほつれのような単純な修繕ではないわけですね。
失敗しても刺繍やコサージュでカバーしちゃう手があります。
もし手に余るようなら、遠慮なくお声がけくださいね。
私も たまにシールちょいはがして?正規の値段を見るタイプ 仲間 笑
300円はお買い得でしたね 同じ色合いの糸を買うかして?ほつれを直せたらいいですね ガンバ
以前 お姑さんから聞いた話なんですが 500円で売っていた服を着て町内会の集まりに出たら なんと同じ服を着ている人がいたと お姑さんはスーパーポジティブな人なので全然気にせずラストまで余裕で(朝から夕方まで 20人くらいの人数)いたみたいです~♪
もみじさんへ
ありがとうございます!!
あのあと、必死て、縫い目をほどいて自分なりにやってみました。
黒っぽい色が幸いしたのか、ちょっと突っ張りながらもなんとか着られそうです。
ちょっとつっぱっちゃったけど、気にしなけりゃいいか!と思ってます。
お助け船、ありがとうございます。
すみれさんへ
やっぱしシールちょびっとはがしやっちゃうんですね、おんなじ!!
お姑さん、すばらしい!!
そういうのって見習いたいと思います。
買った洋服も、大量生産かもしれないので、お姑さんのような事態になるかもしれませんよね。
その時は
『お揃いだね〜』なんて、笑えたら楽しいですよね。