朝、布団をあげると、壁の隅っこに白い紙切れのようなものが落ちています。
なんだ??
顔を近づけてみると、足がある、ゲゲ、カメムシ!
ザワザワ〜〜!
このあいだのハエといい、このカメムシといい、ウチをなんだと思っているんだ。
カメムシはひっくり返った状態で、白いお腹を向けています。
Z型した足は天を仰いだままピクリとも動きません。
なんだコイツ、死んでんの?
新聞紙の上に乗せようと、チラシでチョイチョイっと押してみる。
あら、なかなか動かないわ。
チョイチョイ・・・・・チョイチョイ・・・・・・チョイチョイ
すると足がワヤワヤっと動いた。
ひえ!生きてるっしょ!
しつこいチョイチョイ攻撃に耐えきれず、ついに足を動かしてしまったのかもしれない。
とにかくコイツには新聞につかまってもらおう。
ほーれほーれ・・・新聞紙を近づけると、ワヤワヤと動かした足で新聞紙にしがみついたよ。
このままそっと窓までもって行って・・・・・・・
と思ったら落下、ポタッ・・・
おお〜〜どこだどこだ・・・・・
これじゃいったいどっちが賢いのかわからないね。
キョロキョロ探している間に、ヤツは少し離れた所を必死(?)で歩いていたのだった。
再び新聞紙にそーっと乗せられ、そーっと移動し、そーっと窓を開けて、ベシベシベシ!!!
おーほっほっほ、やっぱしさ、人間の方が少し賢いのよ。
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