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朝テレビを見ていたら、『がっちりマンデー』司会の加藤浩次さんが、番組のおしゃべりの中で言いました。
『今まで、ほっぽらかしていたものですよねー』
あれ?
「ねえこの人、北海道の人だっけ?」
「ああ、そうだよ、たしか小樽の高校出身でなかったかな」息子が言いました。
それでか?
”ほっぽらかして”の言葉の色や形イントネーションみたいなもんが、妙にあずましく(心地よくなじんで)聞こえました。
北海道の言葉には、この『~かす』がけっこう多く登場してきます。
『うるかす』は”ひたして水分を含ませる”という意味で、『お米をうるかす』とか、『食後の食器をうるかす』というように使うし、
『かまかす』は”かきまぜる”のような意味。
『まかす』は”こぼす”で、『おつゆまかすよ』は”お味噌汁をこぼすよ”の意味です。
そうそう、”だます”の事を『だまくらかす』なんて言ったりもするよ。
他にも、婆ちゃんは”凍らせる”事を『シバれかす』なんて言うし、ちょっと濡らした方がいいものには、『しめらかす』なんて言ったりもします。
テレビだから標準語で話さなければならないのだろうけど、話しの流れで、みんなが理解できるのならば、無理にきっちり直さなくてもいいような気がします。
チラリと感じる言葉の中に、その地方の人ならピ~ンとくる、お国言葉の暖かみを感じる事ができるもね。
私?私は標準語でしゃべれますよ・・・とか言いながら、しっかりなまっているのに気づかない。
だったら、普段の話し言葉で書く方があずましいってワケでございます。
そうそう、私の住む町 手稲では、今日と明日は神社の秋祭りです。
だら銭(小銭)持って行こうかな。お賽銭入れれば、きっともって(きっと)いい事あるね。
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私も方言だと思わずに使っていましたが
小樽で生まれているのですからあたり前でしたね。
小さな頃に使っていた「だら銭・・・」(笑)
そう言えば神社にお参りの時に、だら銭あるかい?
なんて主人に聞いていた事思い出しましたわ。
「かまかす」「うるかす」・・・なんて懐かしい言葉なんでしょう!料理している時に、母がよく言っていました。
関東に来て20年ほど経ちますが、たまに口から出ますね、北海道弁が。
手袋は「はく」ではなく、「はめる」と言うのを、関東にきて始めて知りました。
「じょっぴん」とか「でれっき」は、もう死語ですか?
手稲神社のお祭りには子供の頃、露店を飽きずに歩きまわっていました。子供心に、すごく楽しかったんでしょうね。
comfortable-life さんへ
わたしも、考えずに沢山使ってます。
お財布の中身が寂しい時も、「あら、だら銭しかないよ」なんてね。
あら、だら銭しかない時、しょっちゅうかも。(^_^;
くにまるさんへ
ちょうど、今日、お祭りに行ってきたんですよ。
主人は「子供の頃はもっと出店があったよなあ」なんて言ってました。わた飴や金魚すくいや、棒引きなんかもありましたよね。
「じょっぴん」はね、私もたいな中年な時々口に出る時があります。道路の通行止めの所なんかを見ると、「あら、じょっぴんかってる」なんてね。
「でれっき」はもう普通の家では使わないから死語に近いでしょうね。でも、我が家では今でも、婆ちゃんの秘密基地で活躍中です。
○○かす・・・。よく使ってました。
今でも大臣が笑いながら○○かまかそうっと!などと言いながら何かをかき混ぜてます。
今の住居の同じフロアに札幌の方がいらっしゃいます。偶然にも札幌時代は数丁目違い。そこの奥さまが先日大臣と立ち話をして「私最近こわくって」と言ってたそうです。そう、身体がしんどい、疲れるのこわいです。懐かしくて早速報告を受けた次第です。
げらさんへ
同じ故郷同士だと、それだけで、そても嬉しいもんですよね。
しかも、昔の住んでいた所がそんな近くだったとはなおさらですね。
奥様の”早速報告”嬉しさが伝わってきます。
今日は、旦那さんの大盛りのざるそばと、少ない私の方と、ばくりました。(^・^)