事務所を婆ちゃんのいた部屋に移したことで、今までカメラ機材を保管していた棚が置けず処分しました。
当然、そこいらへんに置く事になるのですが、その場所の1つが婆ちゃんの使っていた茶だんす。
湯のみ茶碗やらコーヒーカップやら、引き出しには手紙やハンコなどが入れてありました。
まさかこんなふうになるとは、婆ちゃんも、この茶だんすも、私達だって思っても見なかったもね。
入れてみると、あんがいといいんでないかい。
こちらが昨日記事に書いた『4×5(しのご)』のカメラです。
向かって左が旦那さんが42 年前に買ったというスイスのジナーというカメラ。
右が買った時期は忘れちゃったという日本製のウィスタというカメラ。
どちらもすんごい年代物です。
旦那さんは持ってくれてる四角いものは、フィルムを入れるホルダーで、フィルムの大きさが横4インチ(10.16cm)縦5インチ(12.7cm)です。
写真をパシャっと写すでしょ、そのあとはフィルムを取り出すんだけど、光が入らないように遮光板をシャッっと入れてから取り出します。
ジナーもウィスタも年代物だけど、私達の生活を支えてくれました。
今までは、ごちゃごちゃしながらも、ちょっとは事務所らしい雰囲気でしたが、新しい事務所は、事務所というよりすんごい家庭的オフィスでございます。
まず、靴を脱いで入るから寝転べる。
キッチンも食器棚もそのまま使うので、家にいるよでなーんとあずましい(落ち着いちゃう)。
さっそくやってきたお客さんも、民家の中に置かれたアンバランスなデスクや事務機を見回して「ここは家庭的ですな〜」なんて言ってくれる。
遊びにやってきた小さな王子は、タッタッタッタとあちこち歩き回って楽しそうです。
おいおいここはじーじとばーばの仕事場なんだけどね・・・あ〜、それ、さわっちゃダメ、あ〜、それは危ない・・・
みんな居心地がいいようです。
布団もあるしね、そのうち住まいの方もこっちになったりなんかして。
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