東京オリンピックに北海道の桜が満開？！

1 桜が夏まで待つのは沼田町の雪の倉庫
2 桜には『600度の法則』と『400度の法則』がある
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2020年に開催される東京オリンピック、パラリンピックの期間中に、満開の桜を北海道から届けようというプロジェクトが進行中。
東京オリンピックが開催される7月24日から8月9日までの17日間と、パラリンピックの8月25日から9月6日の間に会場で咲かせるというものです。

そんなウマいこと桜が咲いてくれるんだべかと、ちょっとハラハラしちゃうけど、今年はその実験として、種類や開花時期の違う桜の枝が北海道各地から集められました。

桜が夏まで待つのは沼田町の雪の倉庫

50センチから１mくらいの長さで200本ほど集められた桜の枝は、沼田町にある雪の倉庫に保管。
ここで、０度〜２度に保たれた倉庫の中で、7月下旬になるまで保管されるそうです。

沼田町はココ⇩。
美味しいお米が採れるとこなんだわ（所なんです）。
ちなみに、我が家で毎年、新米を送ってもらっている所が、沼田町の隣町の秩父別（ちっぷべつ）という所のお米でめっちゃ美味しい。

あと、沼田町にはほたる（ホタル）の里オートキャンプ場っていうすご〜く綺麗なキャンプ場や、盛大なあんどん祭り行われる、北海道じゃ有名な町です。

沼田町ほたるの里オートキャンプ場

どうして、桜が沼町に集められたのかというと、沼田町は、冬の間の雪を保管しておき、夏にその冷気を使いながら農作物の貯蔵や生育に利用するなど、その技術と施設が充実しているからです。

桜には『600度の法則』と『400度の法則』がある

もうすぐ咲こうかしらと準備していた桜だけれど、いきなり寒くなって　”どしたんだべ” って思うべね。

桜の開花予想は毎年話題んいなるけれど、それには桜の法則が深く関係しているそうです。
その法則とは、『600度の法則』と『400度の法則』

『600度の法則』とは、2月1日以降の最高気温を足していって、累計して600度になった時に咲く法則。

『400度の法則』とは、2月1日以降の平均気温の累積温度が400度を超えた日に咲くという法則。

このどちらかを使って温度を管理することで、桜をオリンピックに咲かせることができる！？
実際は、湿度管理などなど、もっと精密な管理がたくさん必要だとは思いますが、とにかく、沼田町に集められた桜の枝は、一旦　咲こうと思った気持ちに止まってもらい、夏まで待って頂くことになりました。

オリンピックという大舞台に北海道の桜が文字通りに花を添えられるように、沼田町の桜を管理されている方々にエールを送りたいです。
あと、桜たちも頑張ってね！