北海道・札幌発・だべさ通信5

唐津城へは斜めに登るエレベーター

唐津城
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唐津駅から唐津城へのアクセスはバスだと10分くらい。徒歩だと20分くらいのようです。
私達はタクシーを利用しました。

唐津城(別名「舞鶴城」)は慶長7年(1602年)から7年かけて完成させたそうですが、明治になって取り壊され、現在の天守閣は昭和41(1966)年に観光施設として作られたものです。
大きな藤棚があるので、花の頃には訪れる人の目を楽しませてくれるそうです。
現在は、石垣を組み直す作業をしています。

 

 

唐津城の特徴と言えば、なんといっても天守から眺める素晴らしさ、これは登ってみなくては。
とか言いながら、その前に密かに楽しみにしていたものがあります。
石垣の階段を登らなくてもお城に行けるエレベーターです。

 

 

エレベーターの料金は片道100円、自販機で券を購入します。帰りは足で降りてこよう。

 

 

このエレベーター、見た目は普通に見えるけど、実は斜めに動くんです!

エレベーターと言えば、ワイヤーで吊るされた箱が上下するもんだと思ってたけど、斜めに動くってどういうこと?
入り口にいた案内係のおばちゃんが、「こちらにどうぞ」って戸を開けて待っていてくれました。
「このエレベーターって斜めに動くんですか?」って、興奮気味で聞くと
「そうなんですよ、ちょっと変わってますよね、はい、動きますよ、そこボタンね」とにっこり。

 

どんな気分かなー ポチ
ジーーー・・・・・

なんともない

何かヘンな感覚にでもなるのかしらと勝手に身構えていたけれど、考えてみればエスカレーターと同じだもね。
エレベーターから見える外の壁の線を見て、斜めに登っているんだな・・・ってわかりました。

 

 

 

ロープウェイみたいに張られたワイヤーにエレベーターの箱がぶら下がって登るのか?
それとも、トロッコみたいにレールの上にエレベーターの箱が乗っかっていて、それをワイヤーでひっぱり上げているのかな?
エスカレーターでもよかったのかもしれないけれど、あえてエレベーターであるところが、なんか面白い。

 

 

置いてあるのは修復するための石垣です。
これを一個一個 元にあった場所に積み直すそうだから大変。

 

 

 

唐津城

 


天守閣への入場料は大人500円。
観光施設としてのお城なので、中には売店や資料などが展示されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

唐津城

 

 

お城の中にいた警備のおじさんに話しかけられました。
「どちらからいらしたんですか?」
「札幌です」
「ほ〜札幌からわざわざ・・・そりゃそりゃ、ゆっくり見ていってくださいね」

旦那さんが「石垣の修復はいつ頃までかかるんですか?」と訪ねました。
「あと5年はかかると言われていますけどねえ」と警備員さん。

 

「随分かかるんですね」と言うと、
「そだねー」とにっこり。
オリンピックのカーリング女子で流行った北海道
の言葉 ”そだねー”は唐津城内でも流行ってました!

 

 

そして、お城からの眺めです。ワオ〜〜。
お殿様も、この景色を時々見ながら あっぱれあっぱれ・・と言ったかもしれないですね。

 

伸びているのは石垣の修復をしているクレーン車のアーム。

唐津城

 

 

 

 

お城の傍に立っている小さな神社が、しぶいんでないかい。

 

 

 

 

海に浮かんだようなこのお城には、梅の花がよく合いますね。
これから藤が咲来始めると、いっそう美しい姿を見せてくれるでしょう。


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