北海道・札幌発・だべさ通信5

1+1=6.5 おいしさは 科学か

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昨日は栄養学の先生の話しを聞く事ができました。
奥様必見!へ~と思う事が色々あったので、ご紹介しますね。

○『5つの基本の味は、甘み、酸味、塩味、苦み、そして『うま味』である。
この”うま味”。昆布だし1 と かつおだし1 を合わせると、『うま味』は2と思いきやそうではなく、なんと6.5倍に感じられる!
さらに、シイタケのだし1を合わせると、なな、なんと『うま味』は17倍!にも感じられる!』
人の舌の感じ方って、数学では通用しないって事なのね。

 

 

○『人間は、酸味と苦みに敏感である。それは、食物の腐敗をキャッチするという動物の本能であるらしい。』
印刷された賞味期限ばかりで決めていると、今に動物的感覚がなくなっちゃうかもしれない。人間やっぱし五感が大事でないかい。

 

○『人間の舌は、ダシに塩を入れる事によって、さらにうま味を感じる。』
だから、だしの素は美味しく感じてしまうのかな。

 

○『固い物ほど甘みを感じにくい。だからゼリーはジュースより相当甘くしないと、甘く感じにくいのである』
噛めば噛むほど味わいが増すとは、こういう原理があったのかしら。

 

○『まったく同じ2つの物なのに、「こっちの方が値段が高いよ」と言われると、そっちを美味しく感じてしまう。』
という事は、安物でも「これ、高かったんだよ~」とひとこと言う事によって、ヘタな料理もおいしさアップ。

 

○『食べ物の食感を表現する言葉は、アメリカが78しかないのに、日本は406もある。』
カリカリ、コリコリ、ツルツル、サクサク、ネバネバ、ドロドロ・・・・グニョグニョ?ベチョベチョ?ブニョブニョ?・・あ、これは私の中性脂肪か・・・思いつかないけど、そんなに沢山あったとは。
さすが繊細な日本の食文化ですね。

 

 

寒い季節の鍋料理には『昆布』と『カツオ』『シイタケ』でとったダシ汁に、塩を加えて味をととのえると、最強に美味しいだし汁ができるってわけね。そこに、本当は特売のタラやサケでも「今日はちょっと奮発しちゃった~」と言っちゃうわけさ。
味は五味であるらしいけど、先生の本にも載っていない、一番大事な味覚があったべさ。それは最後に入れる『愛情』のひとふりさ。ポイポイ。
そう言えば、最近は少々少なめか?・・・・(^-^;)

 

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3 Comments

  1. みるきぃ

    最後に入れる調味料、タダだから沢山いれれば良いのにね。
    私もついケチになってるかなぁ。
    ぽぷらさんに負けないくらい美味しいお鍋作ろぉ~っと。

    Reply
  2. 片思い

    日本人の味覚は幅広く奥深いものなのですね
    ご講義ありがとうございました
    料理を作れない私にも興味深いものでした
    とても幅広くご活躍ですね
    塩云々から連想しました
    塩サケ、塩サバのおいしい基
    干しシイタケ、干し柿のおいしさの基・・・お陽さまの贈り物かな

    Reply
  3. ぽぷら

    みるきぃさんへ
    私は最近ケチになっている事に気がつきました。
    もっといっぱい入れるように心がける事にします(^・^)
    片思い さんへ
    お陽さまの贈り物、本当にそうですね。
    お日様の贈り物で、豊かな食生活ができるんですね。
    私は塩サバが大好きですよ。(^・^)

    Reply

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