北海道・札幌発・だべさ通信5

ボーっとしている自分に気づかされたこと

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先日、小学校の恩師主催のクラシックコンサートがあり、私と、幼なじみのせいちゃんの奥様の朋子さんと二人で受付のお手伝いをしました。
音楽のことはよくわからないんだけどね、とにかく、お客様と名簿を照らし合わせたり、お金の管理をしたり、パンフレットを差し上げたり 休憩時間には飲み物を配ったりなどです。


私も朋子さんも受付嬢なんて慣れていないもので最初はドギマギしてばかり。
そんな中、時間が迫ってくると、一度に大勢のお客様が受付に集まってきました。
〇〇様ですね・・・こちらがパンフレットでございます・・・・どうぞ・・・


慌ただしくなってきた時、足元に置いてあった飲料水の袋から水滴が染み出して、床が濡れているのが見えました。
高齢のお客様もいるので、滑って転んだら大変です。雑巾!雑巾!
えーいこうなったら持ってる限りのティッシュとハンカチを使うしかない。



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と、突然、朋子さんがダダダっと階段を駆け上がったと思ったら少しして降りてきました。その手には使い捨てのペーパータオルの箱が!
「もったいないけど、これで拭きましょう」
どこから持ってきたの?
「さっき控え室にペーパータオルがあったの思い出したの」
す、すごい、機転がきく。
とにかく、朋子さんが床を吹いている間は私が受付をすることにしました。




さて、コンサートは順調です。ここで30分の休憩時間に入りました。
みなさんに、お茶やワインを差し上げます。
すると女性がやってきました。
「すみません、お水こぼしちゃって。雑巾ありますか?」


すると朋子さんは、さっきのペーパータオルをグワシと持って、「どこですか?私行きますから」と言って一緒に会場に入って行きました。
なんて機転がきく人なんだ!
私だったら、ペーパータオルを渡して『これで拭いてください』って渡しておしまいにするところなのに。
戻ってきた朋子さんにそのことを話したら、
「いやいや、そんなことないわよ。いっつもボーっとしているの」と笑う。




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コンサートが終わって、みなさん満足そうな表情で帰って行きました。
朋子さんが手助けに行ったお客様も、丁寧に挨拶をされて帰られました。
よかったね。


それにしても、せいちゃんにこのお嫁さんはもったいない!
っていうか、私がいかにボーっているかもよくわかり、反省させてもらいました。
あ、あと、今度からは雑巾を用意しておくことが大事ってこともね。


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