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札幌は今、遅咲きの桜が5月の風に舞っています。
駅の駐輪場のそばを歩いていたら、後ろから、自転車に乗ったセーラー服の女子高生が、私の横をスーっと通り抜けて行きました。
桜並木の横をさしかかった時、大きな風がサワサワ〜っと吹いて桜の枝をあおぎました。
するとまあ、一斉に桜吹雪が・・・・・
日差しを受けたピンクの花びら達が、遠山の金さんよりも高く大きく舞い上がって女子校生を包みこみました。
長い髪はエメロンシャンプーのCMのように波をうって、プリーツスカートのすそは、まるで鳥の翼の曲線のようにふわりと持ち上がって、ペダルを踏むひざ小僧をチラリと見せました。
桜吹雪が地面に落ちるか落ちないかのうちに、彼女は桜の石畳を通り抜けていきました。
まあ、なんてきれいなんでしょう。
私もあの女子高生になりたいもんだワ。
幸いにも、風はまだまだ止む様子はありません。
私も並木にさしかかりました。
ほれ風よ、景気のよい散り際を、私めがけて放っておくれ。どうだ？・・・・
チラリと桜の木にアイコンタクトを送りました。
すると風が！
そよそよ・・・・・・・・・
ピンクの花びらが、ほんの少しだけ舞い落ちました。
あら、おばちゃんじゃダメなの？この少ない花びらは、気をつかってのサービスかい？
そりゃそうだわね。桜にしてみりゃ、最後の散り際まで美しく飾りたいって思うよね。
おばちゃんなんかにかまっちゃいられない、最後の散り際をきめるべく、桜たちは次の女子高生がやってくるのを、待っているのかもしれません。
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わぁ～い
一番乗！！！
舞い落ちた
桜も美しいですね
女子高生にサービスしたというより
ぽぷらさんへの大サービスだったんじゃないかなぁ。
だって、降り積もった花びらや新緑の葉まで
愛でて撮った写真があるじゃないですか。
もしかしたら、ぽぷらさんがもう少し年を重ねて
ゆっくり歩くようになった時
（できれば、チャーミーグリーンのようにダンナさまと手をつないで）
ふわーっと花びらを舞い散らせて
なんだかいい感じの風景にしてくれるかもです。
エメロンシャンプーのCMのように…っていう表現がいいですね。
同世代、情景が良くわかります。
湖の麓さんへ
ホント、桜は咲いて美しくて、散るのもまた美しい！
そんな生き方ができてらいいなあ。
もみじさんへ
そ、そっか～～！！
なんちゅう嬉し事をおっしゃって下さる！
そうですねそうですね、
そう思って過ごす事にします。
ゆうさんへ
そ、そうですか～！
言葉の表現に迷ってしまいました。
やっぱし思い浮かぶのはそれなりの昔の事ですね。