北海道・札幌発・だべさ通信5

佐渡に島送りされた人は罪人じゃなかったよ

Pocket

 PR

 

佐渡の金山の事で、今まで、なんとなく思っていた事は間違いだったということを、今回のツアーで知りました。
金山で働く人たちは、悪い事をした罪人が島流しにされて、金山で働かされているのだと思っていたからです。

 

 

バスガイドさんの話しによると、その当時、金山の坑道の中に湧いて来る地下水の排水仕事をする『水替人足』が足りず、『無宿人』と呼ばれていた、今で言うところの住所を持たない人たちを強制的に島に送ったというのです。
だから、彼らは罪人ではありませんでした。
また、罪人が八丈島や三宅島などに送られる事は『島流し』と言って、
佐渡へ送られた無宿人は『島送り』と言ったそうです。
私は両方とも、同じ意味だとばっかし思っていたもんね。

 

 

これが、水を吸い上げている様子です。
長い筒の中はネジみたいになっていて、グルグル回して水をくみ上げるというものです。
昔の人は本当にたいしたもんですね。

13.6.20佐渡02.jpg

 

 

13.6.20佐渡03.jpg

 

 

13.6.20佐渡04.jpg

 

 

13.6.20佐渡05.jpg

 

 

この金塊は、12.5キロ。

13.6.20佐渡06.jpg

 

彼らは、あまりの過酷な重労働に、長生きはできなかったそうです。
またひとつ、勉強になりました。

 

人気ブログランキングに挑戦中です!ポチっと押すとランクアップ!
人気ブログランキングへ北海道の旬の味!


Pocket

2 Comments

  1. すみれ

    勉強になりました 長い誤解をされていたようですね?
    こうして地元の人が 根気強く当時の話をし続けて・・・
    こうやって ぽぷらさんのような観光客が 関心をもってくれて
    我が家に戻り家族に話したり友人や こういった場所で話してくれることで この方々の真の思いが通じたことになりますよね
    この洞穴を見て どんなにか 暑くて どんなにか ほこりを吸って どんなにか 息苦しかったことでしょうか
    きっと毎晩 我が家には戻れなかったのかも知れませんよね?
    沢山の苦労を思う時 ただただ手を合わせ 有難いと思うのです

    Reply
  2. ぽぷら

    本当にその通りだと思います。
    どんな事でも、思い込みによってイメージが作られてしまって、それがあたかも事実であるかのように、世の中に通じているものがありますね。
    イメージや、他人のうわさで思い込んでしまうまえに、自分でちゃんと調べる事が大切ですね。

    Reply

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA