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「雨続くな・・・こりゃきっと入梅だべよ」
あら婆ちゃん、素敵な言葉を知ってるね。
北海道で生まれた私の中には、もともと梅雨というものが存在しないから、そんな季語は思いもつきません。
ニュースや天気予報の中だけで聞く、内地(本州)の言葉です。
でも、北海道でも梅雨の影響を受けるためなのか、数日間、雨の日が続く時があります。
雲の間を突き抜けるような6月の真っ青な空も、7月に入ってしばしのお休み。空気はひんやりしていて、雨が上がったかな・・と思っても、またシトシト降る。『蝦夷梅雨』と言う言葉は、今の時期の事を言うのかな。
梅雨入りの事を『入梅』と言うらしいので、数日間で終わる蝦夷梅雨からみれば、入梅はとっくに過ぎているのかもしれないけれど、婆ちゃんの口から何気なく出た日本の季語の美しさに、ちょっとホワワワンとした気持ちになりました。
坂の上から町の様子を見下ろすと、小さく見える大きな木が、遠くに行くほど霞んで見える。まるで夢の中に入りこんだようだね。
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内地に来てから何十年たちますが、梅雨はどうしても好きになれません。木や花にとっては大事な雨なのはわかりますが、なんでもかんでも湿気でカビが生えます。目を離したすきに食パンも簡単にカビます。蝦夷梅雨ってなんとなく良い響きですね。
ふくろうさんへ
私は本当の梅雨を知らないので、内地の方々の苦労さがわからない事をお許し下さい。
洗濯物の乾きづらく、カビも生えて、とても不快と聞いています。
梅雨あけはもう少しなのでしょうか。
早く、つゆがあけて、さわやかな夏がやってくるとよいですね。