手稲駅から札幌駅までをノンストップで走るホームライナーに乗りました。
手稲には車輛基地『札幌運転所』があるので、特急列車(札幌発)が札幌駅に向かうときに、手稲駅からお客さんを乗せて走ってくれるわけです。
本来、札幌発ですから、特急列車の車内は準備万端きれいな状態。
ホームライナーに乗るには、通常の料金(手稲=札幌260円)の他に100円がかかります。
列車に乗り込むドアは1つだけ解放されていて、以前は車掌さんが100円を徴収していましたが、最近になって券売機が登場。
改札を通った正面に置かれている券売機であらかじめ券を買い、乗り込むときに車掌さんに券を渡して乗るという形式に変わりました。
知らないでホームまで降りちゃうと、また戻ってこなくちゃいけないので、ありゃりゃって事になっちゃいますね。
乗り心地はスムーズだし、シートもちょっといい。
朝の時間帯でもゆったり静か。札幌までのわずかな時間だけれど、気分よく乗れるから100円の贅沢だね。
でもこのホームライナー。車輛は特急列車だけれど、始発駅までの ”ついで運転”だから走り方が本気じゃない。
新千歳空港行エアポートだと手稲=札幌駅 はわずか10分なのに、ホームライナーは特急だけど17分。これが普通列車も各駅停車で(手稲発→札幌駅着)で18分。
普通列車とさほど変わらない!
ウォーミングアップみたいなもんなのかな?
それでも、これからどこかに旅に行くような気分がが味わえるので、私なんかはワクワクする。
見慣れている外の景色が哀愁をおびて見えるのは、ガタンガタンじゃなく、スーっと景色が流れているからかなあ。
座席に置かれている雑誌を手にとり、ペラペラめくってみたりなんかしてさ、ちょっとの間、旅人になりきる。
手稲駅から札幌駅行きホームライナーは、平日の朝、7:24 7:51 8:22 の3本運行されています。
朝の混雑を避けたい時や、ゆったり乗って行きたい時にはとてもいい列車だと思います。
札幌駅に到着したとき、私の乗ったホームライナーは8時54分発『釧路行き スーパーおおぞら3号』に変わりました。
これからが本当のお仕事ですね。いってらっしゃい。
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