そうそう、思い出した事があるので、 ”ガンガン” と ”カンカン” の事を忘れないうちに書いておく事にします。
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私は赤ん坊の頃、母親に背負われて、手稲の山に、よく山菜採りに行ったそうです。
山の中ではとても良い子で、いつもスヤスヤと寝て・・・あ、そうではなく、
山奥に進むにつれて、所々にガンガンとぼっこ(棒)がぶら下げてあったそうです。
そこを通った人がガンガンを叩いて、その音で ”人間がいるぞ” と熊に教えるのです。
それから、”山親爺(やまおやじ)”という熊をモチーフにしたおせんべいがありますが、これは黒い円筒型のカンカンに入っています。
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この言葉は、北海道人が、以前は普通に使っていた言葉です。
”ガンガン” とは少し大きな缶の事。一斗缶なんかは、ガンガンの方ね。
ほら、叩けばさ、大きな低い音で、ガンガンて鳴るっしょ。
”カンカン” は、小さな缶の事。缶詰の缶などは、カンカンってかわいい音がするもね。
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その境目の音はどこなのさ!っと聞かれるとちょっと困る。
そんな事考えた事がないもの。でももしかしたら、どこかに定義があるのかもしれないけどね。
”ガンガン” は、もうしばらく使った事はありません。
”カンカン” は時々、言ってるかも。
『今日はカンカン投げて(捨てて)いい日だよ』とかね。
”ガンガン” という言葉は、きっと私たち世代で消えてしまうでしょう。ちょびっと寂しい・・・ガンガ〜ン・・・・
すごい!勉強になりました
山奥に ガンガンとボッコが ぶら下がってたって!!
これまたビックリです 何か微笑ましい話ですね 笑
山親爺のおせんべぇ たしかに?丸くて長い 円筒型
キャンディーやチョコ お茶などが入っている 可愛い手ごろな缶
なんとなく つかえるような気がして 捨てれない人です 汗
実家の場合は、半斗缶もガンガンでしたよ。
リプトン紅茶の青缶みたいにフタが固くしまる半斗缶を
実家では小麦粉入れに使ってて呼び名が「ガンガン」でした。
でも、ガンガンという呼び方はなくなることはなさそうな気がします。
だって、覚えやすい上に呼びやすいもの。
この前もマンションのバーベキュー大会で
半分に切ったガンガンに消し炭を入れてました。
年季の入ったおっちゃんたちが「ガンガン」を連発すれば
若いお父さんもばっちり。
マンション育ちのちびっこたちだって一発で覚えるんでないかい。
私も方言かどうかわからないけれど、カンカンは言いますね。でも遊びの缶蹴りはカンカン蹴りはいわないな。
すみれさんへ
なんだか、すんごく昔の話しでした。
こうやって、昔の事ばかりを話すようになると、もう年ですね。
私も、きれいなカンカンは捨てられずにしまっておいたりするもので、どんどん貯まってしまします。思い切って投げちゃえばいいんですけどね。
もみじさんへ
半斗缶!!最近忘れていた言葉です。半斗缶!!
そうそう、あれはガンガンですね。
そっかそうですね。バーベキューでガンガンをガンガン使えばいいもんね。
へろへろさんへ
そういえばそうです。
北海道でも
”カンけり” とはいうけど、 ”カンカンけり” とは言いません。
おお~、なんだか、新しい事を発見した気分です。