草むしりをしていたら、畑の端の土の上に2センチ角ほどの茶色い物体がコロコロと転がっている。
しかも一個じゃない、15個以上はあるぞ。
土を固めたような質感で、どれも同じような大きさ。
こ、これはウンチ?!
そういえば、ここは近所のネコが去年も用を足してした場所です。
またかい! しかもこの数だもの、一匹じゃなさそうだわ。
幸いだったのは、どれも乾燥していて扱いやすかったこと。
チリトリとホウキをもってきて、チリトリの上にこっちこっちと転がそうと思ってホウキを動かしたけど、そいつたちはちょっとだけ動くだけで、チリトリの上に転がってはくれません。
ヘッピリ腰になりながら、シュッとホウキを強めに手前にはいたら、いきなりポン!とチリトリを飛び越えてこっちに転がった。ウウッ威嚇してるのかっコイツ?!
それでもなんとか全員チリトリに集合させ、向こうの草むらにポイ!
だいたい、ここだけ土が見えているから猫がトイレにやって来るんだわ。
今度きても、あずましく(居心地よく)用を足せないように石を置いちゃおう。
これでどうだ、これだけ置けば落ち着かないから用は足せまい。おっほっほ。
『畑にさ、猫のウンチがたくさんあったわ、ホントにもう困ったもんだね』
事務所に戻って一番に旦那さんに報告。
すると旦那さんが言いました。
「あ、それ肥料だ」
『肥料??』
「物置片付けていたら いつのもんだかわからない袋がでてきてさ、たぶん婆さんが使っていた肥料だな。土の上に転がしといたんだ」
だと。
肥料だったなんて・・・・
あのあとのチリトリとホウキと長靴をジャージャーと洗ったり、匂いが鼻まで来ないようになるべく息を止めたりもしたけれど、必要なかった事になる。
ああ、まあいいわ。
そしたらさ、投げた(捨てた)場所から肥料を拾って戻そうか?
いやいやもういいわ。こわばっていた体の力が抜けちゃったも。
<コムクドリのカップル。左がオス、右がメス>
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