ホッケ漁の水揚げが増えていると聞いて、よかったなあって思う。
ホッケといえば、私達道民にとっては鮭と並ぶ庶民の魚。
30cmはあろうかという大きさのホッケは手の厚みほどもある肉厚です。朝晩と言わず、お弁当のおかずにだって入っている、そりゃそりゃ馴染深い魚です。
それが昨今になって価格はどんどん上昇し、1枚が1000円なんてのも普通になっちゃった。
庶民価格で買えるホッケは逆にどんどん縮小。
先日スーパーで「ホッケ3枚で498円!安いよ〜」ってお店のおじさんが呼び込みをしていたから、こりゃ今晩はホッケじゃ!と思って、カゴを抱えるようにして人ごみをかき分け進みました。
おじさんが持ち上げていた袋の中身は確かにホッケが3枚入っていたけど、ちっちゃ・・・ハタハタの親分かと思ったよ。
ホッケの漁獲量が上昇のきざし
北海道新聞によると、北海道内のホッケ漁の水揚げは2000年代後半までは10万トンを越えていたのに、それから漁獲量は低下の一歩、17年にはわずか1万8000トンにまで落ち込んだそうです。
漁協では、数年前から漁獲量の3割を制限して、我慢の資源保護に力を入れてきました。
その成果が表れたのか、今年のほっけ漁は前年に比べると約4倍!
最盛期からすればまだまだ少ないけれど、この調子で資源を保護しながらの漁業を進めていけば、再び、ウチワのような大きいホッケが、我が家の食卓にのしょっちゅう上がる日がやってくるかもしれません。
ホッケは出世魚 その定義とは
ところで、ホッケは出世魚だってご存知でしょうか。
私達が普段食べているホッケは2種類で、体に黒い大きなシマのあるシマボッケ(キタノホッケ)と、マボッケです。
どちらも、1才頃までは回遊するのだけど、2才くらいになると回遊をやめて、岩場に定住するようになる、その頃のホッケをネボッケと言う。
正確には体長18センチからのものをローソクボッケ35センチ以上のものをネボッケというそう定義もあるそうです。
ホッケも年をとると動きたくなくなるようで、お腹に脂肪がのっていて、とっても美味しいというわけです。
それ以上大聞いホッケもいて、『ドウラクボッケ』(道楽ホッケ)というそうです。
ここまでくると、お腹周りにはたっぷり脂が乗っていそうですね。なんたって道楽だもんね。
どことなく親近感もわいちゃいます。
誰ですか?!共食い?!なんて思った人は・・・・私か・・・
なお、シマボッケは、マボッケより漁獲量が少ないので、売られているシマボッケは輸入品が多いそうです。
PR
ホッケをフライパンにアルミ箔を敷いて焼く
最近は魚もフライパンで焼く事が多くなりました。
魚を焼いてもこびりつかない便利なアルミホイルが登場していますもね。
ホイルは裏と表があるので、こびりつかない面を上にしましょうね。(経験者なもんで)
※普通のホイルを使うときのコツ
普通のアルミホイルで焼くときは、あらかじめクシャクシャっとしてから広げると、アルミに凹凸ができて焦げにくくなりますよ。
ホイルの上には油などはしきません。そのままね。
開きホッケを焼くときは、皮の方からフライパンに置いて、それからフタをし蒸し焼き状態で5分程度(厚みによる)焼きます。
それからひっくり返して身の方をさらに3~5分くらい焼きます。
このとき、フタをするかどうかはそのときの状態次第。
ふっくら仕上げたいときはフタをする、パリっと仕上げたいときはフタはしないで焼きます。
厚みのある大きなホッケの時はもう少し時間がかかるかと思います。
大きなホッケがいつやってきてもいいように、大きいフライパンの用意だけはあるんだけどな。
PR
ホッケといえば…
すっかりご無沙汰のホッケフライ。
そして冬の楽しみ、ホッケの飯寿司。
庶民の楽しみが戻ってきそうでうれしいです。
もみじさんへ
ホッケのフライは家族中みんな大好きです。そういえば最近はご無沙汰です。
ホッケの飯寿司はもっと無沙汰。っていうか、今だ1度しか食べた記憶がありません。
冬は寒くてしんどけれど、飯寿司だけは別格ですよね!ホッケの飯寿司食べたいなあ・・・・