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「ゲームで、小説集をダウンドードしたよ」次男が言いました。
「太宰治とか夏目漱石とか、あとね、アンデルセンの童話とかも入ってたんだよ」
だ、だざいおさむ・・・なつめそうせき・・・
とうとう名作もゲームになっちゃったのか。
きっと画面の中で、メロスが走るゲームなんだろうなあ・・・
え、違うの?
聞けば、ネットのつながるゲーム機から、電子書籍の『名作集』もダウンロードできるという事らしいのです。
ゲーム機から、そんな事もできるようになったのかい。
それにしても息子よ。あんたを育てて20年。
親は名作というものには触れずじまいで生きてきたのに、息子のお前の口から、まさか『太宰治』という言葉が出てくるとは・・・
読んだの?題名を見ただけ?・・あ、そう。
そういえば、 『青空文庫』 っていうインターネットを利用して作った、無料公開の電子図書館がありますね。
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストと XHTML形式で、誰でも見る事ができるサイトです。
せっかくだもの、今からでも遅くはないから、少しずつでも読んでみようかな。
「アンデルセン童話の”赤い靴”はさ、ちょっとコワい話だったよ」
へえそうなの・・・さっそく『青空文庫』で探して読みました。
ほうほう・・はるほど・・・・こ、こわ~・・・いつの時代も変わらないのが、人の心への戒めですね。
数えきれないほどのリストがあります。
覗いてみるのも楽しいですよ。