北海道・札幌発・だべさ通信5

洋生、和生はどこからきたの

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神戸からお嫁に来た民子さんは、札幌に住んでもう30年。
当初は聞いた事のない言葉に戸惑った事もあったそうだけど、今じゃすっかり、関西風、時々北海道弁イントネーション。

 

 

札幌に来てビックリした事を話してくれました。
「夏になるとね、海水浴をするでしょ。海で、たき火しているのを見てもうビックリ!」
は・・
もう何年も海水浴には行っていないけど、寒いから浜辺でたき火をして暖まっていた人を昔はよく見たよね。
どうしてビックリなのかなあ。

 

 

「だって、そんなに寒いなら海に入らなきゃいいのにってね」
そ、そっか!そりゃそうだわね。
北海道の海は、長くつかっていると体が冷えて、唇なんかブス色(紫色)になっちゃってさ、ブルブル震えちゃう。
それでもさあ、夏だもの海に入りたいのよね〜。

 

 

「それにね、海水浴なのに、みんな泳がないのね。どうしてなんだろうって思ったら、貝採ってるんだもね〜」
そうそう!!
札幌近郊の海水浴場と言えば大浜(ドリームビーチ)か石狩浜(あそビーチ)。
どちらも砂浜だから、足でホジホジして、貝を採っていたもんね。

 

 

「そうそう。最初ね、こっちの人が『洋生、和生』って言ってて、何の事だかわからなくってさあ、ヨウナマ?・・ワナマ?・・なにそれ・・って思ったわ」
ええ!!『洋生、和生』って標準語じゃないの!!??
しかも、神戸といやあ本家本元の洋生の街。
クリームたっぷりのケーキは洋生の親分でしょうやね。
神戸じゃ洋生という言葉は使わないのか、それとも彼女が知らなかっただけなのか、とにかく、彼女にとっては初めて聞いた言葉だったそうです。

 

 

いろんな人と話しをすると、今まで普通と思っていた事が実はそうでなかったなんて事を発見できて楽しいね。
『洋生、和生』は神戸では使わない言葉である事はわかりました。
じゃあいったい、洋生、和生よ、あなた達はいったいどこから来たんだい??

 

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6 Comments

  1. すみれ

    私もお友達みたいです
    へぇーそうなんだ の世界でした
    洋食と和食ってのは ときどき使い分けますが
    洋生と和生ってのは ほぼ使わないのです 私 汗
    話はかわって  昨日 知り合いのお宅へ1人暮らしのおじさんなんで 晩御飯のおかずを作って久々に 主人と午後から出掛けたのです ひじきの炒め煮 肉ボールをコロコロいれた あんかけのおかず さんまを焼いて なんてことない おかずです 汗
    帰宅後 ぶじに家についたので おじさんに電話したら おじさん泣きながら おかず美味しかったアリガトウと言われました
    意地っ張りで頑固なおじさんは親戚達の?標的なんです おじさんは愛に飢えていたのでしょうか良い事したかも?の日となりました

    Reply
  2. もみじ

    洋生、和生って、パンの角食、本食などのように
    業界用語なのかもしれませんね。
    試しに洋生で検索かけてみたら、
    「洋生用チョコレート」というのがヒットしたんで。
    でも、便利な言葉ですよね。
    箱に貼ったラベルに和生とか書いてあったら
    賞味期限の記載をみるまでもなく、
    うわー、美味しいうちに早く食べなきゃー♪って思うもね。

    Reply
  3. へろへろ

    私も洋生、和生は初めてです。洋風、和風と同じ意味なんですか?言葉も生活様式もまだまだ調べたらありそうですね。

    Reply
  4. ぽぷら

    すみれさんへ
    とっても素敵な事をされましたね。
    家庭料理だから、特に喜んでいただけたのではないでしょうか。
    1人暮らしのおじさんにとって、きっと心にしみた味だったのでしょうね。
    意地っ張りで頑固は、愛に飢えている裏返し。
    すみれさんとご主人の、素朴なやさしやこそが、おじさんにとって欲しかったものなんじゃないでしょうか。
    本当によい事をされましたね。
    私、おじさんの方の立場で考えちゃうので、すんごくわかります。

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  5. ぽぷら

    もみじ さんへ
    なるほど、その通りですね。
    和生・・・早く食べないとと、私も思います。
    賞味期限を見るまでもなく、
    早く召し上がって下さいって事ですもね。
    とっても、利にかなっている言葉だったんですね。

    Reply
  6. ぽぷら

    へろへろさんへ
    へろへろさんも、初めて聞く言葉なんですね。
    洋生、和生という言葉は、私も最近はあまり聞きません。
    若い人も、あまり使わないかもしれません。
    どちらかというと、年齢の高い方かもしれませんね。
    スイーツなんて言葉がまだあまり言われていなかった頃、あと、冷蔵技術があまりなかった頃に育った方にとっては、腐りやすいものなどと区別するために、洋生、和生、という言葉を使ったのかもしれませんね。

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